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コミュニティの『使い方』ではなく『使い倒し方』を解説

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コミュニティに入ったけどどうやって活用すればいいの?

現在私が活動しているWeb制作業界だけでもコミュニティの数はどんどん増えていて、もちろん他の業種でもコミュニティの数は増えていると思います。

私も1つだけコミュニティ(スクール)に入っていたことがあり、その経験から先日こちらのツイートをしたところ、(自分の中では)結構反響がありました。

私が正式に加入しているコミュニティ(スクール)は1つだけなんですが、色んなコミュニティの人たちと会ったり絡む機会が結構あり、上手く活用できている人は1割にも満たないと思っています。

そこで今回はこのツイートに関して深堀りしてみたいと思います。

ただし自分がよく知っているのはWeb制作業界の話なので、他のコミュニティだとちょっと違う点もあるかも知れませんが、基本は全て同じだと思います。

ちなみに以前とあるコミュニティで『コミュニティの活用法』についてセミナーをさせて頂いたこともあります。

コミュニティ活用法のセミナー

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また、コミュニティを使う理由は仕事に繋げたいからというのがほとんどだと思います。

そこで私が2年以上も営業せずに案件を受注してきた方法をnoteで販売しているので、よろしければ参考にしてみて下さい。

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コミュニティを使い倒す方法

まず『コミュニティを使い倒す』ということですが、コミュニティに入ったということは何か目的があるはずです。

学校の部活みたいに『とりあえずどこかに入部しないといけないから入った』ということはないと思います。

コミュニティに入る理由は、

  • 友達が欲しい
  • 共通の仲間が欲しい
  • 情報交換がしたい
  • スキルアップしたい
  • 仕事が欲しい

などあると思います。

Web制作業界がまさしく上記の通りで、最終目的は最後の『仕事が欲しい』の人が多いと思います。

そこでどうやったら『仕事に繋げられるか』についてツイートを元に解説していきます。

 

Lv.0:参加するだけ

これはもう論外なのですが、有料のコミュニティであればお金を払うだけでただ損をするだけです。

よく参考書などを買って一度も読まずに積んで放置するのと同じですね。

無料のコミュニティであれば特に損することは無いかも知れませんが、当然得られるものもありません。

 

Lv.1:見るだけ(インプットのみ)

コミュニティであればSlackやDiscordなどのコミュニケーションツールや、TwitterやFacebookなどのSNSグループがあるかと思います。

そこで、

  • 有益情報
  • 教材
  • 動画

など、色んな情報が得られるかと思います。

これを見るだけでも参加するだけと違い得られるものはたくさんあるように見えますが・・・『コミュニティ』であることは全く活かせていませんよね?

 

Lv.2:ブログやTwitterで発信(アウトプット)

インプットした情報はアウトプットすることでより身に付きます。

ブログはなかなか腰が重いと思いますが、Twitterでの発信くらいであればちょうどいいと思います。

とは言えブログも非常にメリットが多いので、興味がある人はこちらの記事をどうぞ。

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そしてTwitterで発信を続けることでコミュニティのメンバーから存在を認知され、コミュニティメンバー以外からもフォローされたりと少しずつ自分の存在が認知され始めていきます。

この『認知される』というのが個人の活動においては非常に重要になってきます。

しかし、Twitterの発信を定期的に続けられる人は私が見る限り20人に1人いれば良い方だと思います。

実際に私が参加したスクールは全部で26人いましたが、今でも毎日発信しているのは私だけです(時々ツイートすら2〜3人だけ)

つまりLv.2に到達する人すらほぼいない印象です。

実際にコミュニティを運営している方のリプがこちらです。

 

Lv.3:積極的に人と絡む

ここまで来るとようやくコミュニティとしての価値が出てきます。

今までの経験上、大なり小なり人生を左右するキッカケが生まれるのは『人との出会い』でした。

そして同じ志の人間が集まるコミュニティに参加しているなら、その人たちとコミュニケーションを取ったら何か生まれると思いませんか?

こちらもコミュニティを運営している方の引用リツイートです。

 

どうやって人と絡むのか

ここで、

人と絡むってどうやって絡めばいいの?

と思うかも知れません。

これに関しては自分も正解かどうかは分かりませんが、個人的には『トークするだけ』でいいと思っています。

ここで一生懸命に名刺配ったり、初対面なのに、

お仕事の依頼があればお願いします!

と言われても、

(知らない人といきなり仕事は・・・ねぇ?)

と思われる可能性大です。

そんな初対面の人にいきなり結婚を申し込むようなことをするのではなく、まずは初対面から顔見知り、そして顔見知り→知り合い→友達のように段階を踏んで行きましょう。

恐らく仕事を依頼する側の人間はみなこのように思っているはずです。

なのでここで『顔馴染み』になるだけでLv.2までとは大きく変わってきます。

ちなみにここで人と絡む際の注意点は『テイカーになってはいけない』ということです。

 

テイカーに要注意!

『ギブ&テイク』という言葉は皆さん知っていると思います。

つまり、

  • ギバー:与える人
  • テイカー:貰う人

になります。

『貰う人』と書いたらまだ優しい言い方ですが、別の言い方をすると『奪う人』になります。

つまり『与える事もせずに貰うだけ貰おうとする』というタイプですが、実際にこういう人はいます。

そしてコミュニティにおいては一番嫌われるタイプなので、自分がこういう人にならないようにするのはもちろん、こういうタイプには近付かない方がいいでしょう。

『ギブ』と『テイク』という言葉を使うと、以下のタイプに分かれます。

  • テイク&テイク
  • ギブ&テイク
  • ギブ&ギブ

この中でどれが結果的に自分にとってプラスになると思いますか?

 

Lv.4:企画をする

Lv.3までクリアできる人は、コミュニティのオフ会などにも積極的に参加する人も多いでしょう。

ここまで来てもう1段階上がるには『企画をする』というのが効果的です。

簡単に言えば目立つということです(もちろん悪い意味で目立たないように)

例えば私はプロのフォトグラファーだったのですが、Web制作系のスクールに行った時にみんなのプロフィール写真を撮影しました(もちろん無料で)

確か全部で25人以上撮影した気がします。

これでメンバーとの仲が深まり、仕事を依頼されたりするようになりました。

他にもそのコミュニティとは一見無関係なことでも、何か人の為になるようなスキルがあればどんどん出していくべきだと思います。

特に特殊なスキルがなくても全然OKです。

こちらの方はしょっちゅうイベントを企画しており、こういう人の周りには人も集まってきますね。

またこちらの方もコミュニティで講師などをやっており、ここまで来るとコミュニティのメンバーからも仕事を依頼されるようになってくると思います。

 

Lv.5:みんなを引っ張っていくつもりで活動

最後にLv.5ですが、これは私がスクールに通っていた時に意識していたことです。

例えば私が通っていたスクールは最初4週間で与えられた課題をやるのですが、26人中最速で課題を終わらせました。

ただし速く終わらせるだけではただの個人プレーなので、

  1. 最速で課題を進める
  2. クリアした課題を解説するブログを10記事書く
  3. ブログを10記事書く寄り道をしてもなお最速でクリアする

という感じでやっていました。

そして4週間の学習期間のあとはオフラインでの現地講座なのですが、そこでも課題がクリア出来てない人は課題をやる必要があり、そこでもみんなに教えまくっていました。

そして先ほども書いたように営業で必要なみんなのプロフィール写真も無料で撮りまくり、自分で言うのもなんですが一番目立っていたと思います。

そしてスクールの代表からも、

『過去100人以上の受講生の中で、じゅんぺいさんが一番ギブしていると思います

と言われました。

そのスクールでは『自分だけ稼げればいい』ではなく『みんなで稼げるようになる!』という気持ちで活動していました。

これが出来るのが『コミュニティ』なので、ここまで出来るようになれば確実にコミュニティのトップ層に入れると思います。

 

さらに使い倒すには・・・

さらに使い倒したい場合は、コミュニティの運営側に回るといいかと思います。

コミュニティ内で講師やイベントなどをやっていると自然とメンターなどに回ることもあると思うので、積極的に運営側のメンバーに絡みに行くといいかと思います。

アルバイトから正社員になるみたいな感じですね。

私が参加していたスクールでも『参加中は運営陣や先輩方とずっと一緒にいた』という人もいました(私は同期との繋がりを優先しましたが)

あとは自分でコミュニティを立ち上げる人も私の周りには多いので、そういうのが得意な人はそれもありかと思います。

まとめ:良い意味で目立とう!

コミュニティを使い倒すにはまず『顔と名前を覚えてもらう』のが重要です。

最近はオンラインのコワーキングスペースなどもあり、そこにいつもいるだけで自分の存在は人の記憶に残るはずです。

そして普段から話をしたりコミュニケーションを取っているだけで仕事のやり取りも発生します。

もちろん普段からのコミュニケーションで『この人なら仕事をお願いしたい』と思われないと仕事には繋がりません。

それには自分のことを知ってもらうだけでなく、普段からTwitterやブログなどで『自分が何が出来る人間なのか』というのをアピールすることが必要です。

出来れば『なんでも出来る』より『これが出来る』の方が専門性があるように見えるのでおすすめです。

というのも、何かを依頼したいを思う人は専門にやっている人に依頼したいと思うからです。

中華料理を食べたいときに、和洋中なんでも揃っているフードコートより中華料理専門店に行きたいと思いませんか?

せっかく入ったコミュニティ、活かすも殺すも自分次第です。

最後にこちらもコミュニティを運営している方の引用リツイートです。

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