会社のホームページなどで、資料などをダウンロードできるようにしたい場合があると思います。
今回は、HTMLのaタグで簡単にファイルをダウンロードさせることができる、download属性の使い方を解説します。
(有料になっていたらすいません🙇♂️)
ファイルをダウンロードさせるaタグのdownload属性の使い方
早速ですが、コードはこちらになります。
<a href="ファイルのパス" download="ファイル名">ダウンロードする</a>
href属性
href属性のファイルのパスは、絶対パスでも相対パスでもOKです。
<!-- 絶対パス -->
<a href="https://junpei-sugiyama.com/wp-content/uploads/sample.pdf" download="ファイル名">ダウンロードする</a>
<!-- 相対パス -->
<a href="../file/sample.pdf" download="ファイル名">ダウンロードする</a>
download属性
download属性には、ファイル名を入れます。
これは、実際のファイル名ではなく、ダウンロードされた時のファイル名になります。
そして、空欄であれば実際のファイル名でダウンロードされます。
<!-- ダウンロードされるファイル名は『sample.pdf』 -->
<a href="../file/sample.pdf" download="sample.pdf">ダウンロードする</a>
<!-- ダウンロードされるファイル名は『サンプル.pdf』 -->
<a href="../file/sample.pdf" download="サンプル.pdf">ダウンロードする</a>
<!-- ダウンロードされるファイル名は『sample.pdf』 -->
<a href="../file/sample.pdf" download="">ダウンロードする</a>
<a href="../file/sample.pdf" download>ダウンロードする</a>
拡張子は実際と違うもの書くとそれになってしまうので、ご注意下さい(拡張子は書かなくてもOK)
download属性が効かない原因
もしダウンロードができない場合は、以下の原因が考えられます。
- ファイルのパスが間違えている
- ファイルが消えている
- 同一オリジンではない
3つ目の『同一オリジンではない』ですが、これはWebサイトとファイルの場所が同じサーバーの同じドメインの必要があるということです。
つまり、他人のサイトのファイルをダウンロードできるようにはできないということですね。
まとめ
今回は、aタグのdownload属性の使い方を解説しました。
ファイルのダウンロードはWeb制作でもたまにある実装なので、覚えておきましょう。
以上になります。