Swiper Web制作 スライダー

【Swiper】ズーム(拡大)しながらフェードで切り替える方法

2022年9月6日

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Swiperでズームしながらフェードで切り替える方法ない?

Swiperには様々なオプションがありますが、ズームさせるオプションはありません。

しかし、CSSアニメーションを使えば可能です。

今回は、Swiperを使ってズームしながらフェードで切り替わるスライダーをご紹介します。

Swiperの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。

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またSwiperには色々カスタマイズが出来るオプションがあるので、そちらも合わせて活用すると実装出来るスライダーの幅が広がります。

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Swiperでズーム(拡大)しながらスライドする方法

まずは、基本となるスライダーを見てみます。

See the Pen
Swiper(矢印、ドットインジケーター)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

前後の矢印、ページネーションが表示されているシンプルなスライダーです。

これを元に作成していきますが、コード解説の前に完成形のデモを見てみます。

See the Pen
Swiper(ズームしながらフェード切り替え)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

注意ポイント

ページネーション(ドット)をクリックしてスライドを選択するとタイミングによってはズームの動きが止まるので、ページネーションは不要であれば非表示にしてもいいかも知れません。

 

CSSのコード

今回はコードを見やすくする為に、前後の矢印は削除したいと思います。

HTMLはそれ以外は特に変わったところはないので、まずはCSSを見てます。

CSSの書き方はこちら。

@keyframes zoomUp {
  0% {
    transform: scale(1);
  }
  100% {
    transform: scale(1.15);
  }
}
.swiper-slide-active .swiper-img,
.swiper-slide-duplicate-active .swiper-img,
.swiper-slide-prev .swiper-img {
  animation: zoomUp 7s linear 0s normal both;
}
.swiper-slide img {
  height: auto;
  width: 100%;
}

最初のコードですが、『zoomUp』は任意で付けるアニメーション名なので『fadeZoom』などでも大丈夫です。

その次のtransform: scale(1);からtransform: scale(1.15);になることで、『15%拡大する』という意味になります。

拡大率を変えたかったら、transform: scale(1.15);の数値を変更すればOKです。

次のコードはこちらになります。

  • .swiper-slide-active → 現在表示中のスライド
  • .swiper-slide-duplicate-active → ループで最後と最初のスライド切り替え時に付くclass
  • .swiper-slide-prev → 現在表示中の前のスライド

そして、これらに対して以下のCSSアニメーションを設定しています。

animation: zoomUp 7s linear 0s normal both;

ここに書いているプロパティの設定値は、以下をひとまとめにしたものです。

  • animation-name: zoomUp; → アニメーション名
  • animation-duration: 7s; → アニメーション1回分の時間
  • animation-timing-function: linear; → アニメーションの進行スタイル
  • animation-delay: 0s; → アニメーションが開始するまでの時間
  • animation-direction: normal; → アニメーションの再生方向
  • animation-fill-mode: both; → アニメーション実行前後の状態

CSSアニメーションの詳しい解説は別の記事に書くかも知れませんが、今回は割愛します。

補足をすると、『animation-name』は最初に@keyframesで書いたアニメーション名です。

あとは『animation-duration』ですが、このあとJavaScriptに書く『daley』と『speed』を足した数値以下だと、フェードの切り替わりで一時停止するのでご注意下さい。

例えば、delay: 4000,speed: 2000,の場合は、animation-duration: 6s;だと一時停止します。

なので6s以上であれば大丈夫ですが、数値が大きいほどズームがゆっくりになります。

もし一時停止するようであれば、この数値を少し大きくしてみて下さい。

 

JavaScriptのコード

JavaScriptの書き方はこちら。

const swiper = new Swiper(".swiper", {
  loop: true,
  effect: "fade", // フェード切り替え
  // 自動再生
  autoplay: {
    delay: 4000, // 4秒後に次のスライドへ
    disableOnInteraction: false, // ユーザーが操作しても自動再生を継続
  },
  speed: 2000, // 2秒かけてフェード
  // ページネーション
  pagination: {
    el: ".swiper-pagination",
    clickable: true,
  },
});

最初に見た基本となるスライダーと違うのは、『フェード』『自動再生』『フェードの時間』です。

あとは、時間の数値を調整することは可能です。

それでは、最後にもう一度完成形を見てみましょう。

See the Pen
Swiper(ズームしながらフェード切り替え)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

まとめ:Swiperスライダーでズームしながらフェードで切り替えるには時間設定に注意!

今回は、Swiperスライダーでズームしながらフェードで切り替える方法を解説しました。

時間設定など、数値に注意しながら実装しましょう。

以上になります。

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  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

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