Swiperのスライダーで自動再生を設定した時、前後の矢印をクリックしたり、スワイプ・ドラッグをすると自動再生は止まってしまいます。
しかし、これを止めずに継続させるオプションがあるので、ご紹介します。
Swiperの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。
【2024年最新Ver11】Swiperの使い方とよく使うオプション・カスタマイズ方法を解説
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またSwiperには色々カスタマイズが出来るオプションがあるので、そちらも合わせて活用すると実装出来るスライダーの幅が広がります。
【Swiper】カスタマイズ用オプションまとめ一覧
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(有料になっていたらすいません🙇♂️)
Swiperでクリック・スワイプ・ドラッグでスライダーの自動再生を止めずに継続させる方法
まずは、基本となるスライダーを見てみます。
一旦、クリックやスワイプをせずに、自動再生されるのを確認して下さい(クリックなどしてしまった場合は右下の『Rerun』をクリック)
See the Pen
Swiper:自動再生あり(クリックで自動再生ストップ) by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
この状態で矢印をクリックしたり、ドラッグ・スワイプをすると自動再生が止まるのも確認してみましょう。
次に、こちらが自動再生が止まらないように設定したスライダーです。
See the Pen
Swiper:自動再生あり(クリックで自動再生ストップしない) by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
今度は矢印をクリックしても、スワイプ・ドラッグをしても、自動再生は再開します。
それでは、コードの解説をしていきます。
JavaScriptのコード
基本となるスライダーの解説は割愛して、今回のポイントとなるコードだけご紹介します。
まず、自動再生が止まってしまう方のJavaScriptはこちらです(ページネーション・矢印のコードは省略)
const swiper = new Swiper(".swiper", {
loop: true, // ループさせる
speed: 1500, // 少しゆっくり(デフォルトは300)
autoplay: { // 自動再生
delay: 1500, // 1.5秒後に次のスライド
},
});
そして、こちらが自動再生を継続させる方です。
const swiper = new Swiper(".swiper", {
loop: true, // ループさせる
speed: 1500, // 少しゆっくり(デフォルトは300)
autoplay: { // 自動再生
delay: 1500, // 1.5秒後に次のスライド
disableOnInteraction: false, // 矢印をクリックしても自動再生を止めない
},
});
追記されたのはdisableOnInteraction: false
だけです。
これは、デフォルトではtrue
になっているので、false
にすればOKです。
まとめ:Swiperで自動再生が止まる対策は『disableOnInteraction: false』を書けばOK
今回は、Swiperの設定に一行コードを追記するだけですが、注意点としてはdisableOnInteraction
はautoplay
のオプションなので、autoplayの外に書かないように気をつけましょう。
この書き方だと動作しません。
const swiper = new Swiper(".swiper", {
disableOnInteraction: false, // 矢印をクリックしても自動再生を止めない
autoplay: { // 自動再生
delay: 1500, // 1.5秒後に次のスライド
},
});
ちゃんとの中に書きましょう。
const swiper = new Swiper(".swiper", {
autoplay: { // 自動再生
delay: 1500, // 1.5秒後に次のスライド
disableOnInteraction: false, // 矢印をクリックしても自動再生を止めない
},
});
以上になります。
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