
もしhoverした要素の『子要素・兄弟要素・親要素』であればCSSで要素の値を変更することが可能ですが、それ以外の場合はjQueryを使った方法になります。
今回はその方法について解説していきます。
CSSを使って『子要素・兄弟要素・親要素』の値を変更する方法は以下の記事を参照下さい。
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 【CSS】hoverで別要素の値を変更する方法【子要素・兄弟要素・親要素】
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(有料になっていたらすいません🙇♂️)
jQueryを使ってhoverで別要素の値を変更する方法
早速ですがこちらがデモになります。
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 Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
 on CodePen.
コードの解説をしていきますが、見やすくする為にポイントとなるものだけ書くので、全部見たい人は左上の『HTML・CSS』をクリックして下さい。
コード解説
コードはこちらです。
<div class="box01">
  <div class="btn js-box">この要素が変化</div>
</div>
<div class="box02"></div>
<div class="box03">
  <div class="btn js-btn">ボタンをhoverすると</div>
</div>HTMLを見れば分かりますが、hoverする要素に対して変化する要素は『子要素・兄弟要素・親要素』のどれでもありません。
CSSはこちらです。
.btn {
  background-color: #1cb4d3;
  transition: background-color .4s, transform .4s, color .4s;
}
/* hoverした後の変化 */
.js-hover {
  background-color: #7fffd4;
  color: red;
  transform: scale(1.1, 1.1);
  transition: background-color .4s, transform .4s, color .4s;
}hoverしたら3つのプロパティが変化するようにしています(『background-color』『color』『transform』)
注意点としてはtransitionで『all』と書くと予期せぬ箇所で変な挙動をすることがあるので、プロパティは1つずつ指定するのが好ましいです。
詳しくは以下の記事を参照下さい。
-  

 【CSS】transitionにプロパティを複数指定する書き方
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そして.js-hoverですが、これはjQueryがhoverした時に指定した要素に付与するclassなので、HTMLには書いていません。
そしてjQueryはこちらになります。
$(function () {
  // hoverする要素のclass名
  $(".js-btn").hover(
    function () {
      // hoverした時の処理(classを付与)
      $(".js-box").addClass("js-hover");
    },
    function () {
      // hoverを外した時の処理(classを外す)
      $(".js-box").removeClass("js-hover");
    }
  );
});jQueryがやっていることは簡単で、以下のようになります。
js-btnというclassが付いている要素をhoverしたらjs-boxというclassが付いている要素にjs-hoverというclassを付与js-btnというclassが付いている要素のhoverを外したらjs-boxというclassが付いている要素のjs-hoverというclassを外す
この方法であれば子要素や兄弟要素でなく、離れた要素に対しても値を変えることが可能になります。
以上になります。

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 【CSS】hoverで別要素の値を変更する方法【子要素・兄弟要素・親要素】
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