Splideのスライダーでスライドにテキストを表示することはあると思いますが、最初は非表示でスライドが表示されたらふわっと表示されるようにしたいと思います。
Splideの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。
【最新】Splideスライダーの使い方とオプション一覧・カスタマイズ方法を解説
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Splideでテキストがふわっとフェードインで表示されるスライダーの作り方
まずは基本となるスライダーを見てみます。
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Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
テキストには特にフェードインのアニメーションは設定していません。
そしてこちらがフェードインを実装したスライダーです。
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Splide:テキストフェードイン by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
それではコードの解説をしていきます。
コード解説
HTML、CSS、JavaScriptと順番に解説します。
HTML
まずHTMLはこちらです。
<div class="splide" role="group" aria-label="テキストフェードイン">
<div class="splide__track">
<div class="splide__list">
<div class="splide__slide" style="background-image: url(画像パス1)">
<p>テキスト</p>
</div>
<div class="splide__slide" style="background-image: url(画像パス2)">
<p>テキスト</p>
</div>
<div class="splide__slide" style="background-image: url(画像パス3)">
<p>テキスト</p>
</div>
</div>
</div>
</div>
background-image
はCSSでも大丈夫ですが、CSSをすっきりさせるために今回はHTMLに直書きしています。
CSS
そして重要なのがCSSになります。
/* スライダーのサイズ */
.splide__track {
height: 66vw;
width: 100%;
}
/* スライドの背景画像のスタイル */
.splide__slide {
background-position: center;
background-repeat: no-repeat;
background-size: cover;
}
/* テキストのスタイル */
p {
color: #fff;
font-size: 4vw;
font-weight: 700;
left: 5%;
position: absolute;
text-shadow: 1px 1px 2px #333;
top: 50%;
width: 60%;
}
/* 表示されているスライドのテキスト */
.splide__slide.is-active p {
animation-delay: 2s;
animation-duration: 2s;
animation-fill-mode: both;
animation-name: fadeIn;
}
/* アニメーション */
@keyframes fadeIn {
from {
opacity: 0;
transform: translateX(100px);
}
to {
opacity: 1;
transform: translateX(0);
}
}
『表示されているスライドのテキスト』と『アニメーション』がフェードインをさせるのに必要なコードです。
スライダー全体の高さは66vw
に設定していますが、ここを含めて数値はご自身の環境に合わせて調整して下さい。
@keyframes fadeIn
と animation-name: fadeIn;
のfadeIn
の名前は任意ですが、揃えるようにしましょう。
ちなみにtranslateX
はtranslateY
にすると横からではなく上下方向に動かせます。
JavaScript
そしてJavaScriptはこちらです。
const splide = new Splide(".splide", {
autoplay: true, // 自動再生
type: "loop", // ループ
pauseOnHover: false, // カーソルが乗ってもスクロールを停止させない
pauseOnFocus: false, // 矢印をクリックしてもスクロールを停止させない
interval: 4000, // 自動再生の間隔
speed: 2000, // スライダーの移動時間
updateOnMove: true, // is-activeクラスを移動前に更新する
}).mount();
注意点は2つあります。
まずspeed
やinterval
の数値は自然になるように数値を決めましょう(CSSアニメーションの時間より短いと、フェードインが終わる前にスライドが切り替わってしまう)
あとはupdateOnMove: true
を書かないと、スライドが変わる前にテキストのフェードインが始まってしまいます。
まとめ:SplideでテキストをフェードインさせるにはCSSアニメーションを使う
今回はSplideでスライドに表示するテキストをふわっとフェードインで表示される方法を解説しました。
メインはCSSのアニメーションですが、JavaScriptでSplideのオプションも書く必要があるので注意しましょう。
以上になります。
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