Splideでスライドを複数表示させる場合、例えば3枚表示させると3枚ずつスライドします。
しかしオプションを使えば1枚ずつスライドも出来るので、その方法を解説していきます。
Splideの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。
【最新】Splideスライダーの使い方とオプション一覧・カスタマイズ方法を解説
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Splideの複数スライドで1枚ずつスライドさせる方法
まずは基本となるスライダーを見てみましょう。
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Splide:基本形 by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
前後の矢印、ページネーションが表示されているシンプルなスライダーです。
これを今回は3枚表示にさせ、ページごとにスライド・1枚ずつスライドにしていきます。
またスライドの枚数は12枚にしています。
複数スライド(ページごとにスライド)
まずはスライドを複数にするオプションだけの場合を見てみましょう。
今回は3枚表示です。
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Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
下のページネーションはスライド数ではなく、ページ数となっています。
HTMLとCSSは基本形と同じなので割愛しますが、JavaScriptはこちらになります(HTML・CSSは左上のボタンから確認できます)
const splide = new Splide(".splide", {
autoplay: true, // 自動再生
type: "loop", // ループさせる
perPage: 3, // 3枚表示
pauseOnHover: false, // カーソルが乗ってもスクロールを停止させない
pauseOnFocus: false, // 矢印をクリックしてもスクロールを停止させない
interval: 3000, // 自動再生の間隔
speed: 2000, // スライダーの移動時間
}).mount();
ここでのポイントはperPage: 3
です。
これがスライドの表示枚数を設定するオプションです。
次はページごとではなく1枚ずつスライドさせます。
複数スライド(1枚ずつスライド:ページネーション数はページ数)
次は1枚ずつスライドしますが、ページネーションの数は先ほどと同じくページ数にします。
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Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
ここで1枚ずつ表示させるには、perMove: 1
を追記します。
const splide = new Splide(".splide", {
autoplay: true, // 自動再生
type: "loop", // ループさせる
perPage: 3, // 3枚表示
perMove: 1, // 1度で何枚のスライドを移動するか指定
pauseOnHover: false, // カーソルが乗ってもスクロールを停止させない
pauseOnFocus: false, // 矢印をクリックしてもスクロールを停止させない
interval: 3000, // 自動再生の間隔
speed: 2000, // スライダーの移動時間
}).mount();
次はページネーションをページ数ではなく、スライド数にしたいと思います。
複数スライド(1枚ずつスライド:ページネーション数はスライド数)
それでは最後に複数スライドで1枚ずつスライドし、ページネーション数をスライド数にします。
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Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
const splide = new Splide(".splide", {
autoplay: true, // 自動再生
type: "loop", // ループさせる
perPage: 3, // 3枚表示
focus: 0, // ページネーション数がスライド数になる
pauseOnHover: false, // カーソルが乗ってもスクロールを停止させない
pauseOnFocus: false, // 矢印をクリックしてもスクロールを停止させない
interval: 3000, // 自動再生の間隔
speed: 2000, // スライダーの移動時間
}).mount();
先ほどのperMove: 1
を削除して、focus: 0
を追記しました。
もしfocus: "center"
にすれば、アクティブなスライドは左ではなく中央になります。
まとめ
今回はSplideで複数スライドで1枚ずつスライドさせる方法を解説してきました。
ページネーションの数もオプション次第で変わるので、1つずつ注意して設定していきましょう。
以上になります。
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