Swiper Web制作 スライダー

【Swiper】スマホだけスライダーにする方法(ブレイクポイント切り替え)

2022年12月11日

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

Swiperでスマホだけスライダーにする方法ない?

例えばパソコンでは画像を3枚横並びにして、スマホでは横並びだと幅が狭いのでスライダーにしたい、という事はあると思います。

そこで今回はSwiperでスマホのみスライダーにする方法を解説します。

Swiperの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。

あわせて読みたい
【jQuery不要】スライダープラグイン Swiper.jsの使い方
【2024年最新Ver11】Swiperの使い方とよく使うオプション・カスタマイズ方法を解説

続きを見る

またSwiperには色々カスタマイズが出来るオプションがあるので、そちらも合わせて活用すると実装出来るスライダーの幅が広がります。

あわせて読みたい
【Swiper】カスタマイズ用オプションまとめ一覧
【Swiper】カスタマイズ用オプションまとめ一覧

続きを見る

じゅんぺいブログは、Web制作コーディングWordPress制作)の技術記事を中心に、約500記事公開しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください!
完全無料のプログラミングスクール『ZeroPlus Gate』
30日間でWeb制作を学べる無料のプログラミングスクールがこちら
いきなり数十万するプログラミングスクールは厳しい・・・という人のお試しに最適です。
現在は無料ですがいつ有料になるか分からないので、気になる方はお早めに👇
(有料になっていたらすいません🙇‍♂️)

\ 完全無料 /

ZeroPlus Gate公式サイト

毎日先着制!

Swiperでスマホだけスライダーにする方法(ブレイクポイント切り替え)

まずは基本となるスライダーを見てみます。

See the Pen
Swiper(矢印、ドットインジケーター)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

前後の矢印、ページネーションが表示されているシンプルなスライダーです。

これをPCでは3枚表示にさせ、スマホでは1枚表示のスライダーにしたいと思います。

ちなみにスマホというのはデバイスで判断するのではなく、ブレイクポイントで判断します(今回は500px未満で切り替え)

 

コード解説

それではコードを解説していきます。

 

HTML

まずHTMLはこちらです。

<div class="swiper">
  <div class="swiper-wrapper">
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス1" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス2" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス3" alt="" />
    </div>
  </div>
  <!-- ページネーション -->
  <div class="swiper-pagination"></div>
  <!-- 前後の矢印 -->
  <div class="swiper-button-prev"></div>
  <div class="swiper-button-next"></div>
</div>

これは基本形と同じです

 

CSS

CSSはこちらです。

/* PC時のスタイル */
@media screen and (min-width: 501px) {
  .swiper-button-prev,
  .swiper-button-next {
    display: none;
  }
  .swiper-wrapper {
    display: grid;
    gap: 16px;
    grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
  }
}

/* 画像のサイズ調整 */
.swiper-slide img {
  height: auto;
  width: 100%;
}

スマホの時はスライダーにするのでそのままでも大丈夫ですが、パソコン用のスタイルを書く必要があります。

矢印はパソコン時には非表示にしないと機能はしないのに表示されてしまいます。

今回は横並びにdisplay: grid;を使っていますが、他にも方法はあるかも知れません。

 

JavaScript

そしてJavaScriptはこちらです。

const swiperSlides = document.getElementsByClassName("swiper-slide");
const breakPoint = 500; // ブレークポイントを設定
let swiper;
let swiperBool;

window.addEventListener(
  "load",
  () => {
    if (breakPoint < window.innerWidth) {
      swiperBool = false;
    } else {
      createSwiper();
      swiperBool = true;
    }
  },
  false
);

window.addEventListener(
  "resize",
  () => {
    if (breakPoint < window.innerWidth && swiperBool) {
      swiper.destroy(false, true);
      swiperBool = false;
    } else if (breakPoint >= window.innerWidth && !swiperBool) {
      createSwiper();
      swiperBool = true;
    }
  },
  false
);

const createSwiper = () => {
  swiper = new Swiper(".swiper", {
    loop: true, // ループさせる
    speed: 1500, // 少しゆっくり(デフォルトは300)
    autoplay: {
      // 自動再生
      delay: 1000, // 1秒後に次のスライド
      disableOnInteraction: false, // 矢印をクリックしても自動再生を止めない
    },
    // ページネーション
    pagination: {
      el: ".swiper-pagination",
      clickable: true, // クリック可能にする
    },
    // 前後の矢印
    navigation: {
      nextEl: ".swiper-button-next",
      prevEl: ".swiper-button-prev",
    },
  });
};

長いコードですが、変更するのは2行目のブレークポイントの数字と、下の方の通常のオプションだけでOKです。

ここで画面幅500px以上の時はスライダーを無しにして、500px未満の時はスライダーにしています。

 

デモ

そしてこちらがデモになります。

See the Pen
Swiper ()
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

パソコンで見てる場合は左上のHTML・CSS・JSをクリックして画面幅を狭くすると、スライダーになるのが確認できます(もう一度クリックすればスライダーじゃなくなります)

まとめ

今回はSwiperでブレイクポイントの切り替えでスマホだけスライダーにする方法を解説してきました。

Swiperはちょっとコードが難しくなりますが、Splideの場合はもっと簡単に実装できます。

あわせて読みたい
【Splide】スマホだけスライダーにする方法(ブレイクポイント切り替え)
【Splide】スマホだけスライダーにする方法(ブレイクポイント切り替え)

続きを見る

以上になります。

関連記事slick記事一覧
関連記事Swiper記事一覧
関連記事Splide記事一覧

この記事が役に立ったと思ったら、シェアボタンからX(旧Twitter)などにシェアすると、いいねされてフォロワーが増えたりすることがあるよ!

 

  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

-Swiper, Web制作, スライダー