CSS Web制作

【CSS】強調したい文字の上に点を付ける2つの方法【サンプル付きで解説】

2022年10月9日

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強調したい文字の上に点を付けたいけど、出来る?

強調したい文字の上に点を付けるデザインは、たまにあります。

方法はいくつかありますが、今回は実用的な物だけ解説していきます。

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CSSで強調したい文字の上に点を付ける2つの方法と非推奨の方法

今回は、『じゅんぺいブログ』の『ブログ』の上に点を付けたいと思います。

冒頭で『点を付ける方法はいくつかある』と書きましたが、その中に『1文字ずつspanタグで囲む』という方法があります。

しかし、そうするとコードはこのようになります。

<p>じゅんぺい<span>ブ</span><span>ロ</span><span>グ</span></p>

これではちょっとHTMLの構造的によろしくないので、この方法以外で解説していきます(上記だと文章に見えませんよね?)。

具体的には、HTMLの書き方はこのようにします(class名は省略)。

<p>じゅんぺい<span>ブログ</span></p>

そして、今回解説する方法は以下の2つです。

  • 『text-emphasis』を使う
  • 『radial-gradient』を使う ← おすすめ

それでは、それぞれの方法を解説していきます。

 

text-emphasisプロパティを使って文字の上に点を付ける方法

まずは、text-emphasisを使う方法から見ていきます。

見慣れないプロパティかと思いますが、主要ブラウザで問題なく使用可能です。

 

サンプル(デモ)

早速ですが、こちらがサンプル(デモ)です。

See the Pen
文字の上に点(text-emphasis)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

フォントサイズと色を変えた3パターンです。

 

HTMLとCSSのコード

HTMLCSSの書き方はこちらです(フォントサイズなどレイアウトのスタイルは省略)。

<p>じゅんぺい<span class="dots">ブログ</span></p>
/* 文字の上に点 */
.dots {
  -webkit-text-emphasis: filled;
  text-emphasis: filled;
}

こちらの特徴は、以下になります。

  • 点のサイズはフォントサイズに比例する(変更不可
  • 点の色はフォントの色(変更可能)
  • ブラウザによって少し見た目が違う

色については、以下のようにすれば変更可能です。

/* 文字の上に点 */
.dots {
  -webkit-text-emphasis: filled red;
  text-emphasis: filled red;
}

しかし、問題点が2つあります。

 

問題点①:点のサイズは変えられない

サンプルを見たら分かると思いますが、点のサイズはフォントサイズに比例します。

デザイン通りにコーディングする場合にサイズを調整できないのは困りますが、特に指定がない場合は使用できるかと思います。

 

問題点②:ブラウザによって少し見た目が違う

今回のtext-emphasisには、色んな値があります。

See the Pen
文字の上に点(text-emphasis:色々な種類)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

そして、これを主要ブラウザで見てみるとこのようになります(すべてMac)。

text-emphasis:ブラウザごとの違い

text-emphasis:ブラウザごとの違い

あまり変わらないのもありますが、一番使いそうな1番目と2番目の大きさが全然違います。

『とりあえず点が付いていればOK』という場合なら問題ないかも知れませんが、デザイン通りにコーディングするのであれば使うのは難しいかと思います。

 

radial-gradientプロパティを使って文字の上に点を付ける方法

それでは、今度はradial-gradientを使った方法です。

 

サンプル(デモ)

サンプルはこちらです。

See the Pen
文字の上に点(擬似要素)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

 

HTMLとCSSのコード

HTMLとCSSのコードはこちら(フォントサイズなどレイアウトのスタイルは省略)。

<p>じゅんぺい<span class="dots">ブログ</span></p>
/* 文字の上に点 */
.dots {
  background-image: radial-gradient(circle at center, orange 20%, transparent 20%); /* 点の色とサイズ調整 */
  background-position: top right; /* 点の位置 */
  background-repeat: repeat-x; /* 横方向に繰り返し */
  background-size: 1em 0.3em; /* 点の間隔とサイズ調整 */
  padding-top: .4em; /* 縦方向の位置調整 */
}

HTMLは先ほどと同じです。

CSSですが、まずbackground-imageで、色とサイズ調整をします。

background-sizeでは、最初は1emにすることで、点の幅と文字の幅を同じにしています(つまり1文字ごとに点を付ける)。

あとはpadding-topで、縦方向の位置を調整しています。

これは主要ブラウザで見比べても違いはなかったので、こちらの方法がおすすめです。

あとはサイズや色をデザインに合わせて調整して下さい。

まとめ

今回は、CSSで強調したい文字の上に点をつける2つの方法を解説しました。

最初の非推奨の方法と合わせて3つの方法をご紹介しましたが、実質はradial-gradientを使った方法がいいかなと思います。

以上になります。

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  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

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