【CSS】YouTubeの埋め込み動画をレスポンシブ対応にする方法

YouTubeの埋め込み動画って、レスポンシブにできない？

YouTubeの埋め込み動画は、そのままだと画面幅を狭くしても小さくなってくれません。

そこで今回は、アスペクト比を保ったまま、YouTubeの埋め込み動画をレスポンシブ対応にする方法を解説します。

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YouTubeの埋め込み動画をレスポンシブ対応にする方法

まずは、YouTubeの埋め込み方を解説します。

埋め込みたい動画を開いたら、『共有』をクリックしてから『埋め込む』をクリックします。

YouTube：『共有』をクリックしてから『埋め込む』をクリック

そして右下の『コピー』をクリックします。

YouTube：コピーをクリック

あとはHTMLにコードを貼り付けるだけです。

<iframe
  width="560"
  height="315"
  src="YouTubeのコード"
  title="YouTube video player"
  frameborder="0"
  allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share"
  allowfullscreen
></iframe>

こちらが実際に埋め込んだYouTubeです。

See the Pen
Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

ここで左上のHTMLをクリックすると画面幅が狭くなりますが、横スクロールが可能になっただけでレスポンシブにはなっていませんね。

それでは、これからレスポンシブ対応にする方法を2つご紹介します。

まずは、埋め込みコードのwidthとheightを削除しておきましょう。

<iframe
  src="YouTubeのコード"
  title="YouTube video player"
  frameborder="0"
  allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share"
  allowfullscreen
></iframe>

これで準備完了です。

aspect-ratioを使う方法

まずは、aspect-ratioを使う方法です。

これは、以下のCSSを書けばOKです。

iframe {
  aspect-ratio: 16/9;
  width: 100%;
}

画面幅は100%になっていますが、ここは自由に変えてOKです。

そしてaspect-ratio: 16/9;は、YouTubeのアスペクト比を16：9にしているということです。

もちろん比率を変えることも可能です。

aspect-ratioについては、以下の記事で詳しく解説しています。

padding-topを使う方法

もう一つの方法は、padding-topを使う方法です。

先ほどのaspect-ratioの方がスッキリしていておすすめなので、こちらはおまけです。

まずHTMLですが、divタグで囲みます。

<div class="youtube">
  <iframe
    src="YouTubeのコード"
    title="YouTube video player"
    frameborder="0"
    allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share"
    allowfullscreen
  ></iframe>
</div>

CSSはこちら。

.youtube {
  padding-top: 56.25%;
  position: relative;
}
.youtube iframe {
  height: 100%;
  left: 0;
  position: absolute;
  top: 0;
  width: 100%;
}

padding-top: 56.25%;は、『9 / 16 × 100% = 56.25%』となり、先ほどと同じ16/9になります。

なので、4/3にしたい場合はpadding-top: 75%;になります（3 / 4 × 100% = 75%）

デモはこちら。

See the Pen
Untitled by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

ちゃんとレスポンシブになっています。