CSS Web制作

CSSでダウンロードしたWebフォントを使う方法【@font-faceの書き方】

2023年3月26日

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ダウンロードしたWebフォントってどうやって使うの?

インターネット上にはフリーで使える特徴的なフォントがたくさん配布されていますが、それを使う方法を今回は解説していきます。

ちなみに上がデフォルトで、下がWebフォントを適用させた状態です。

上はデフォルト、下はWebフォント

上はデフォルト、下はWebフォント

 

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フリーフォントとは?

フリーフォントはインターネット上で無料で配布されているフォントで、ひらながのみやカタカナ・漢字・英数字もOKなフォントもあります。

利用の際には利用規約をちゃんと確認しましょう



CSSでダウンロードしたWebフォントを使う方法

それでは解説していきますが、フォントはダウンロードしてファイルは手元にあるという前提で進めていきます。

 

ファイル構成

ファイル構成に決まりはありませんが、今回はダウンロードしたファイルは『fonts』というフォルダに入れます。

fontsフォルダにフォントファイルを入れる

fontsフォルダにフォントファイルを入れる

フォントファイル名は変えても大丈夫ですが、拡張子は変えないようにしましょう(今回使用しているのは『851マカポップVer 0.01』というフォントです)

 

@font-faceの書き方

CSSの書き方はこちらです。

@font-face {
  font-family: "任意のフォント名";
  src: url("フォントファイルのパス") format("フォーマット名");
}

フォント名は分かりやすい名前でOKです。

フォントファイルへのパスですが、今回の場合はindex.htmlの同じ階層のfontsフォルダにあるのでurl("../fonts/DLfont.ttf")となります。

そしてフォーマット名はこちらになります。

拡張子フォーマット名
.woffwoff
.woff2woff2
.ttftruetype
.otfopentype
.svgsvg

今回使うフォントの拡張子は『.ttf』なので、書き方はこちらになります。

@font-face {
  font-family: "myfont";
  src: url("../fonts/DLfont.ttf") format("truetype");
}

formatは複数指定することも可能です。

@font-face {
  font-family: "myfont";
  src: url("../fonts/DLfont.ttf") format("truetype");
  src: url("../fonts/DLfont.woff") format("woff");
}

実はformatは書かなくても特に問題はありませんが、もし上手く読み込めない場合は拡張子を変えるという方法があります。

以下のサイトで拡張子を変えられるので、.ttf.woffの2種類あれば大丈夫だと思います。

Convertio

 

適用させたいフォントに指定

@font-faceでフォントを読み込むコードを書けたら、あとはフォントを適用させたい箇所に指定するだけです。

h2 {
  font-family: "myfont", sans-serif;
}

"myfont"@font-faceで書いた任意のフォント名です。

 

複数の太さ・styleのフォントを読み込む方法

Webフォントは太さやstyleごとにファイルが異なるので、複数使いたい場合はこのように書きます。

/* normal */
@font-face {
  font-family: "myfont";
  src: url("../fonts/DLfont.ttf") format("truetype");
  font-weight: normal;
  font-style: normal;
}
/* bold */
@font-face {
  font-family: "myfont";
  src: url("../fonts/DLfont-bold.ttf") format("truetype");
  font-weight: bold;
  font-style: normal;
}
/* italic */
@font-face {
  font-family: "myfont";
  src: url("../fonts/DLfont-italic.ttf") format("truetype");
  font-weight: normal;
  font-style: italic;
}

font-familyは全部同じにします。

font-weightnormalbold、または100〜900の数値で指定します。

参考サイト:font-weight - CSS: Cascading Style Sheets | MDN

数値font-weight名
100Thin (Hairline)
200Extra Light (Ultra Light)
300Light
400Normal (Regular)
500Medium
600Semi Bold (Demi Bold)
700Bold
800Extra Bold (Ultra Bold)
900Black (Heavy)

あとは通常・太字・斜体を使い分ければOKです。

.title {
  font-family: "myfont", sans-serif;
}
.title-bold {
  font-family: "myfont", sans-serif;
  font-weight: bold;
}
.title-italic {
  font-family: "myfont", sans-serif;
  font-style: italic;
}

ただfont-weight: bold;にするだけで太字になるフォントもあるので、まずは通常の書き方で試してみるといいかと思います。

まとめ

今回はダウンロードしたWebフォントを使う方法を解説してきました。

実務ではあまり使う機会はないかも知れませんが、特徴的でユニークなフォントが多いので自分のサイトなどで使ってみるのも良いかも知れません。

以上になります。

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  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

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