
今回はWordPressの無料テーマ『Lighting』の解説と、サイト作成について解説していきます。
サイト作成についてはカフェをイメージした簡単なページを作っていきたいと思います。
簡単といっても結構ボリュームがあるので、前編と後編に分けようと思います。
今回は固定ページからスライドショーを作る所までとなります。
Lightningとは?
BootstrapをベースにしたWordPress公式登録テーマで、無料かつ商用利用可能な100%GPLとなっています。
100%GPLについては以下のページをご参照下さい。
WordPressのテーマを選ぶ時、ちょっと考えてほしいライセンスとコミュニティの話 - デザイナーのイラストノート
また私も所有しているいちばんやさしいWordPressの教本など、参考書にも起用されているので安心して使える初心者向きの無料テーマです。
利用している人が多いためテンプレ感が出てしまいますが、そこは有料版であるLightning Proを使う事でデザインを変えることが出来るようです。
とはいえ、無料でも十分実用的なサイトを作る事が出来ます。
今回はインストールしてカスタマイズするのに推奨されている子テーマの有効化まで解説していきたいと思います。
Lightningのインストール方法
Lightningは無料のテーマなので、外観 → テーマ → 新規追加の右側の検索フォームからLightningと検索してください。
次にインストールして有効化します。
ただしカスタマイズをする場合、このまま元のデータをカスタマイズしてもバージョンアップすると全て上書きされてしまうので、カスタマイズは子テーマでするようにしましょう(公式ページでも推奨しています)
子テーマをインストール
子テーマのサンプルはコチラからダウンロードできます。
この子テーマの使い方ですが、まず外観 → テーマ → 新規追加 → テーマのアップロードを選択し、ファイルを選択してインストールします(zipファイルのままでOKです)
そうしたら外観→テーマからLightning Child Sampleを有効化します。
サムネイルはありませんが気にしないで有効化しましょう。
Lightningでサイト作成
それでは早速Lightningを使ってサイト作成を進めていきます。
固定ページを作成
まずはトップページ、メニューページ、そして投稿ページであるブログページを作っていきます。
固定ページ → 新規追加 を選択すると次のような画面になるので、タイトルに適当にTOPとタイトルを付けて公開(本文など中身は空でOK)
続けて固定ページの新規追加で、同じようにBLOG、MENUページを作って公開します。
トップページと投稿ページを設定
次に設定 → 表示設定 を選択すると以下の画面になります。
ここでホームページの表示はデフォルトでは最新の投稿になっているので、固定ページに変更します。
そしてその下にあるホームページと投稿ページですが、先ほど作った固定ページが選択できるので、ホームページにはTOP、投稿ページにはBLOGを選択して変更を保存します。
画像をアップロード
次に画像をアップロードしていきます。
まず左側のメニューにあるメディア → 新規追加から画像をアップロードします。
下の写真では4枚の画像をアップロードした後となっています。
ヘッダーを作成
外観 → カスタマイズを選択します。
ここからはカスタマイズ画面で色々と設定していきます。
すると次のような画面になります。
この画面左にあるメニュー → メニューを新規作成を選択すると以下の画面になるので、ここではメニュー名は「MENU」とし、ヘッダーを作るのでHeader Navigationをチェックして次へをクリックします。
すると項目を追加というボタンが表示されます。
ここをクリックすると次のような画面になります。
ここではMENUとBLOGの2つをクリックします。
すると次のような画面になります。
ここで公開をクリックします。
するとヘッダーにメニューが表示されます。
ヘッダーロゴを表示
ヘッダーロゴを表示させるには、Lightningデザイン設定を選択します。
ここのヘッダーロゴ画像で画像の選択をします。
するとロゴが表示されます。
ここで注意ですが、推奨画像サイズが280×60pxと書いてあり、高さがあるロゴだと強制的に高さ60pxになってしまうので全体的に非常に小さくなってしまいます。
キーカラーを変更
次にキーカラーを変更してみます(デフォルトでも構いません)
先ほどのLightningデザイン設定で、キーカラーとキーカラー(暗)の2種類が変更できます。
カラーコードを入力するか、その下にある画面で決めます。
色を変えてみるとこんな感じになります。
右下のアイコンの色が変わったのが分かりますね。
ちなみにデフォルトの画面ではキーカラー(暗)に相当する箇所がありませんでした。
レイアウトを変更する
次はレイアウトを変更してみます。
まずはLightningレイアウト設定を選択します。
すると次の画面になります。
トップページの項目を変えていくのですが、まずはこのデフォルトの設定と画面の配置を確認してください。
これをこれから1カラムに変更します。
それにはトップページの項目を1カラム(サブセクション無し)に変更します。
すると次のようになります。
ちなみにサブセクションというのはサイドバーの事なので、サイドバーがなければ1columnでも表示は変わりません。
不要な項目を非表示にする
あくまでも今回作るページで不要という意味ですが、まずPR Blockを非表示にします。
PR Blockとは何かというと、先ほどの画像にある3つのアイコンの部分となり、宣伝用に使えるブロックの事です。
Font Awesomeを使って簡単にアイコンを変えられたりと面白いのですが、今回は使わないので非表示にします。
まずはカスタマイズ画面から Lightning トップページ PR Block を選択します。
そしてPR Blockを表示するというチェックを外せば非表示となります。
アーカイブの上にあったPR Blockが消えているのが分かりますね。
次はそのアーカイブやカテゴリーを非表示にします。
まずカスタマイズメニューからウィジェットを選択します。
次にフッター上部を選択します。
するとアーカイブ、カテゴリー、メタ情報の3つが出てくるので、それぞれ削除します。
そしてこのようにそれぞれが非表示になりました(公開を忘れずに)
この時点でヘッダー、スライダー、フッターだけになっていればOKです。
スライドショーを作成
ここでもカスタマイズメニューからLightningトップページスライドショーを選択します。
ここで設定できる項目はたくさんあるのですが、とりあえずスライド効果をフェード(fade)に変えてみます。
画像で見ても効果は分からないので・・・続けてその下でスライド画像を変更します(スライド切り替え間隔は4000ミリ秒のままにしておきます)
するとスライドショーの画像が差し変わります。
ここでも画像の推奨サイズがあり、1900×600pxとなっています。
ここはロゴと違って強制的に600pxになるというわけではありませんが、高すぎるとスクロールしないと画像が全部表示されないなんてことになりかねないので注意しましょう。
そしてここではスライドショーの1枚目の画像しか変わっていないので、メニューを下にスクロールしていってスライド[2]、スライド[3]と画像を変えていきましょう。
ちなみにスライドショーの画像に設定できるのは最大5枚までです。
ファーストビューにいつまでも留まっているわけではありませんからね。
あとは次のURLやテキストは不要なので削除しておきます。
またモバイル用のスライド画像も任意で設定することが出来ます。
ここには縦長の画像を選ぶといいですね。
まとめ
今回はここまでとします。後編は固定ページを作成する所からになります。
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