コロナ禍になってからはリモートワークが出来るWeb制作の需要が高まったと思いますが、
- Web制作は40代からでも始められるのか?
- Web制作は副業で出来るのか?
- 副業でどのくらい稼げるのか?
- 副業で稼ぐ方法は?
など、色々と気になる方もいると思います。
そこで今回は40代からWeb制作を始めて副業で月収40万円を達成したやがさきさん(@ShuichiroYagas1)にインタビューしました。
『会社の収入に依存せず、個人でも稼げるスキルを手に入れたい』と思い、40代になって本格的に副業としてWeb制作を始め、試行錯誤しながら月収40万円を稼げるようになりました。
今回はその原動力となったクラウドソーシングでの営業術について自分の実体験を紹介します。
(有料になっていたらすいません🙇♂️)
Web制作を独学で始めて経験した失敗談
本業でもHTML / CSSやWordPressの仕組みは触れていたのもあり、学習自体は特につまづくこともなく半年ほどで一通りWebサイトが作れる初歩的なスキルは身につけました。
ポートフォリオも公開して『仕事を始めよう!』と思いましたが・・・ ここからが大変でした。
勉強後の案件獲得方法が分からない
まずはTwitterでもよく見ると思いますが、クラウドワークスやココナラといったクラウドソーシングで営業を開始してみましたが、案件は獲得できませんでした。
- 『スキルが足りないからだ』
- 『実績・スキル・コネがない自分に案件獲得は無理じゃないか?』
勝手にそう思い、思い切って大手スクールを受講することにしました。
案件紹介してくれるはずの大手スクールで仕事に繋がらなかった
受講したのは大手スクールの『Web制作副業コース』で、Web制作の一連の流れとそのスキルを習得し、さらに卒業後の仕事の紹介もしてくれるのではと期待していました。
3ヶ月ほどでコースを修了、大手スクールを卒業した肩書きも手に入れましたが、仕事の紹介などはそのスクール独自の求人コンテンツを利用して『自分で見つけてね』というスタンスでした。
コミュニティに参加してようやく0→1達成!しかしその後が・・・
と思い、Web制作関連のコミュニティに参加しました。
そして過去のセミナー動画や朝活に参加して情報を得て、ようやくコミュニティの方からお仕事を頂き0→1を達成できました。
案件以外にもマインドや同じ志を持つ仲間、多くの大切なものをコミュニティで見つけることができました。
ここでコミュニティに参加して活動することの大事さを知りました。
しかし、ここから更に飛躍するためのノウハウはまだありませんでした。
自分で仕事を獲っていくノウハウ、マインド、色々な面で足りないことだらけだったのです。
独学で案件獲得するのは難しい
ライバル(同業者)が多くて受注できるイメージが湧かない
クラウドソーシングでWeb制作案件を探すと1つの案件に対して50件、多いものは100件を超える応募があり、まずそのライバルの多さに圧倒されました。
ライバルの実績やプロフィールを見て勝てる気がしない
さらに応募している方々のプロフィールを見ると、どの方も経験豊富でスキルも高い。
評価の数も多く、この中で自分が選ばれる理由が見つかりませんでした。
適正単価が分からない
募集されている案件を見ると同じ内容・同じページ数の制作案件でも1万〜50万と予算がピンキリで、自分はどのくらいの単価感で応募すれば良いのか分かりませんでした。
応募に時間がかかってしまう
一件一件しっかりと応募文を読み、先方のサイトや要件を確認して良い提案ができるように市場を調べたりすると、1案件応募するのに30分〜1時間くらいかかっていました。
返信が貰えない
さらにそれだけ時間をかけて応募したのに返信が全くもらえず、このままでは営業しても時間が過ぎていくだけで、なかなか安定して案件獲得できるイメージが湧きませんでした。
学習に関しては現在いくらでも学ぶ方法があり、独学でも一通りのスキルを身につけることはできますが、案件獲得のための営業となると独学は難しいと感じていました。
Web営業支援コミュニティ『コードスルー』を受講
コードスルーを選んだ理由は主に3つあります。
コードスルーを選んだ理由
- オーナーであるとしさんのセミナーアーカイブを視聴し、体系化されて具体的な行動まで落とし込まれたメソッドに『これなら自分にも行動でき、再現性のある内容だ』と感じたこと
- Twitterでコードスルー受講生の多くが成果報告をされていたこと
- そして何よりオーナーであるとしさんのポジティブな人柄に惹かれたこと
コードスルーを受講した結果は以下の通りです。
コードスルーを受講した結果
- 営業コミット期間の2ヶ月間で売り上げが『2ヶ月で4万円』→『2ヶ月で40万円』
- 抱えている案件数は1件→5件
- 継続して頂いたクライアント様0組→3組
このように一定の成果を上げることができ、Web制作の事業で大きく飛躍することが出来ました。
コードスルーで学んだクラウドソーシング営業術
CS営業術①:競合は思っているより少ない
CSはライバルは多そうに見えますが、その多くはテンプレートのコピペでちゃんと応募しているのは2割程度であり、実は競合は多くありません。
CS営業術②:自分の強みを書く
提案文ではこれまでの仕事・人生経験の中から惜しみなく自分の強みを書く。
CS営業術③:応募に時間をかけすぎない
提案文を磨き込んだらテンプレート文+案件によって提案を3〜4項目箇条書きでアレンジして素早く応募する。
CS営業術④:朝の時間帯に応募する
案件担当者の方が朝の始業時に最初に自分の提案を見る可能性が高いので、返信を貰える可能性が高まる。
CS営業術⑤:追加提案で単価を上げる
案件の最低単価で応募することで返信率をあげ、詳細なニーズを伺って追加提案で単価を上げる。
クラウドソーシングで案件獲得するまでの流れ
コードスルーではまず初期面談で自分の目標を決め、それを達成するための戦略を立てます。
自分の場合はクラウドソーシング営業に特化して、高単価のエンドクライアントをターゲットにどんどん営業を進めていく方向に決めました。
ステップ①:提案文とプロフィール文
上述したように、プロフィールと提案文は徹底的に磨き込みます。
ステップ②:応募
プロフィールと提案文を磨き込んだら、応募できそうな案件にはどんどん応募していきます。
返信率・受注率を上げたり、良いお客様と繋がる可能性が高まります。
ステップ③:返信を頂いたら
返信を頂けたら改めてお客様のニーズを一つ一つ詳細に確認して見積もりを作ります。
また依頼文には載っていないお客様の隠れたニーズがないか意識しています。
『この部分はフォーム化してお客様の方で編集しやすくします』
『ここのレイアウトも少し崩れてるので一緒に修正できます』
などプラスの価値提案をすると、お客様も喜んでいただけます。
ステップ④:面談
ポイントは面談時に初めて詳細ヒアリングをするのではなく、面談前のやりとりである程度ニーズを把握しておき、具体的な提案ができるように用意しておくことです。
面談時にサイトの出来上がりのイメージなどを共有し、成果物のイメージを共有することでお客様をワクワクさせることができれば受注の可能性が高まります。
コーチングを受けた結果
コーチングとは?
コーチングとは本人特有の感情や思考の働きを行動の力に変えることで、目標達成や自己実現を促すコミュニケーション技術のこと。
収益が格段に増えた
上述したように、コードスルー受講後に単月で30〜40万円の売り上げを上げられるようになりました。
短期間でこの数字を達成できたのはコーチングによって自分の強みを引き出してもらい、その強みを活かせるやり方に集中したからだと考えています。
営業に対するマインドが変わった
相手に迷惑がられて怒られるのではないか、提案してみたけど返信が全くないのではないか・・・。
しかしクラウドソーシング営業では、提案して相手に怒られることはまずありません。
むしろ積極的な提案はお客様に喜んでもらえます。
コーチング後、営業に対する恐れはなくなりました。
コミュニティに参加するメリット
コードスルーはコミュニティでもあり、参加して様々なメリットを実感しました。
相談できる仲間ができた
実案件では案件ごとに様々な悩み事やトラブルが発生します。
- 契約面の細かい決め事はこれで良いのか?
- 技術的な実装がうまくいかない・・・
しかしコミュニティに参加することで過去事例から解決方法を教えて頂いたり、他者視点でのアドバイスを頂くことができました。
一人で問題に立ち向かうのはとても怖いですが、相談できる環境があることで精神的な支えができ、安心してチャレンジすることができます。
切磋琢磨し合える仲間ができた
本業や家族との時間もある中で、新規営業・案件対応を同時に進めていくので、とても辛い時期もあります。
正直睡眠時間を削って対応しなければならず、精神的にも追い詰められた時期もありました。
自分一人だったら甘えてしまい楽な方に逃げてしまいそうになりますが、コミュニティの仲間が自分以上に頑張っていて、頑張りに見合った成果を上げているのを見て自分も頑張らなければという気持ちになりました。
新しいチャレンジはこれまでの自分の殻を破る行動なのでキツいことがありますし、また孤独でもあります。
一人だけで行動し続けるのは本当に難しいですが、一緒に切磋琢磨できる仲間がいる環境は本当に貴重です。
副業で月収40万円達成するためにやったこと
私は本業があり家族もあり、Web制作に充てられる時間は限られています。
朝の時間を有効活用
朝は4時に起床し、家族が起きてくるまでの2時間半を副業に充てます。
特に営業コミット期間はその間に一日の目標営業件数を終わらせるようにしていました。
誰にも邪魔されない朝の時間に大事な作業を使うことで『時間がなくて出来なかった』ということが無いようにしています。
本業の時間の10%を案件対応にあてる
複数案件を受注できるようになってくると、当然案件対応の時間やお客様との面談の時間も必要になり、早朝と夜の時間だけでも足りなくなってきました。
幸い自分は本業が時間の自由がきく環境でしたので、本業の時間の10%を副業の作業に充てていました。
これにより本業の効率化にも繋がったと思っています。
ディレクション案件、高単価案件にシフトする
それでも自分で手を動かせる時間には限りがあるので、より収益を増やして自分の理想のスタイルを確立するためには『ディレクションにシフトした方が良い』とアドバイスを頂きました。
その為には案件のディレクションを自分が担当して実作業はパートナーさんにお願いし、自分の時間を空け一度に対応できる案件の数を増やしていく必要があります。
またパートナーさんに外注することができる案件予算も必要になるために、高単価案件にシフトしていきました。
ターゲットを高単価かつWeb制作をまるっとお引き受けする案件に絞ったことで、短時間でも成果が上げられる道筋が出来ました。
40代からWeb制作を始めても遅くないか?
私は40代から独学で学習を始めて、これまで解説した通り収入も得られるようになりました。
リスキリングという言葉もありますが、むしろ人生をある程度コントロールできるようになってくる40代こそ新しいことにチャレンジしやすいと思います。
リスキリングとは?
学習面はどうだったか?
私はWeb知識の土台はありましたが、1日3〜5時間学習して半年間で一通りのWebサイトが作れるスキルが身につきました。
もちろんその後もスキルアップのために学び続けてますが、半年〜1年あれば基本的なスキルは身につくと思っています。
Web制作は学習コストも決して高くはありません。
今は独学でも学べる教材がネットにたくさんありますし、最短で実務に活かせるスキルを身につけるロードマップも多く公開されてます。
営業時に年齢は関係あるか?
40代という年齢が営業面でネックになると感じたことはありません。
むしろ私は社会人経験が長いことによる基本的なビジネススキルやマナーを強みとして、プロフィールや提案文に入れています。
例えば丁寧なメール文章なども若い方にはない強みなんじゃないかなと思います。
リピートでお仕事を依頼して頂いたお客様の中には、安心感や制作とは関係のないプレゼン力を評価して頂いた方もいらっしゃいます。
仕事を依頼するならどちらがいいですか?
— じゅんぺい🇹🇭ブログ (@junpei_sugiyama) May 11, 2023
まとめ:40代からでもWeb制作副業で月収40万円は達成可能!
Web制作の学習を終えてから実際に案件を獲得するのは非常にハードルが高いと思います。
ノウハウもなければ精神的にもプレッシャーがかかります。
ここを短期間で乗り越えるには『実績を出されている方から学ぶこと』『迷った時にメンターにいつでも相談できること』そして一緒に頑張れる仲間がいるサボれない環境に身を置くことが大事だと思います。
コードスルーの募集はLINE公式から行われています。
毎回期間限定で選考式ですが、無料の営業コンテンツも提供されているので、LINEの登録だけはしておくことをオススメします。
またコードスルー公式YouTubeチャンネルで、自分のインタビュー動画もありますので ぜひご参考になさってください。
今後も自分の夢を実現するために頑張っていきます。
Webフリーランス育成講座『コードスルー』を徹底解剖!【学習から案件獲得までサポート】
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