Swiper Web制作 スライダー

【Swiper】横方向に流れ続ける無限ループスライダーを作る方法

2022年4月5日

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

Swiperで横に流れ続ける無限ループスライダーってどうやるの?

スライダーはスライドが切り替わるだけでなく、常に定速で流れ続ける無限ループスライダーも作る事が出来ます。

今回は、Swiperを使って無限ループスライダーを作る方法を、コードとサンプル(デモ)を使って解説していきます(逆方向も可能)

Swiperの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。

あわせて読みたい
【jQuery不要】スライダープラグイン Swiper.jsの使い方
【2024年最新Ver11】Swiperの使い方とよく使うオプション・カスタマイズ方法を解説

続きを見る

またSwiperには色々カスタマイズが出来るオプションがあるので、そちらも合わせて活用すると実装出来るスライダーの幅が広がります。

あわせて読みたい
【Swiper】カスタマイズ用オプションまとめ一覧
【Swiper】カスタマイズ用オプションまとめ一覧

続きを見る

じゅんぺいブログは、Web制作コーディングWordPress制作)の技術記事を中心に、約500記事公開しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください!
完全無料のプログラミングスクール『ZeroPlus Gate』
30日間でWeb制作を学べる無料のプログラミングスクールがこちら
いきなり数十万するプログラミングスクールは厳しい・・・という人のお試しに最適です。
現在は無料ですがいつ有料になるか分からないので、気になる方はお早めに👇
(有料になっていたらすいません🙇‍♂️)

\ 完全無料 /

ZeroPlus Gate公式サイト

毎日先着制!

Swiperで横方向に流れ続ける無限ループスライダーを作る方法

まずは、基本となるスライダーを見てみましょう。

See the Pen
Swiper(矢印、ドットインジケーター)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

今回は無限ループスライダーなので、矢印とページネーションは削除します。

 

HTMLのコード

HTMLは注意が必要です。

これはバージョン8系のときは表示数分で大丈夫でしたが、バージョン9系では倍の枚数を書かないといけなくなりました。

HTMLの書き方はこちら。

<!-- バージョン8系はこの書き方 -->
<div class="swiper">
  <div class="swiper-wrapper">
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス1" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス2" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス3" alt="" />
    </div>
  </div>
</div>
<!-- バージョン9系はこの書き方 -->
<div class="swiper">
  <div class="swiper-wrapper">
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス1" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス2" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス3" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス1" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス2" alt="" />
    </div>
    <div class="swiper-slide">
      <img src="画像パス3" alt="" />
    </div>
  </div>
</div>

 

CSSのコード

CSSの書き方はこちら。

/* スライドの動き等速 */
.swiper-wrapper {
  transition-timing-function: linear;
}
/* 画像のサイズ調整 */
.swiper-slide img {
  height: auto;
  width: 100%;
}

CSSのポイントは、スライドの動きを等速にする transition-timing-function: linear; ですね。

これがないと、等速で流れ続けるというスライダーにはなりません。

 

JavaScriptのコード

JavaScriptの書き方はこちら。

const swiper = new Swiper(".swiper", {
  loop: true, // ループ有効
  slidesPerView: 3, // 一度に表示する枚数
  speed: 6000, // ループの時間
  allowTouchMove: false, // スワイプ無効
  autoplay: {
    delay: 0, // 途切れなくループ
  },
});

こちらは基本形と全然違うので、1つずつ解説していきます。

loop

これはデフォルトがfalseなので、trueにしてループを有効化しています。

slidesPerView

一度に表示する枚数。スライドの枚数より多くすると止まるので注意(3枚だったら4にすると止まる)

speed

1周する時間。数値が小さいほど速くなる。

allowTouchMove

スワイプを有効化するかどうか。デフォルトでは有効になっていて、スライドをクリックやスワイプで動かせてしまう為、それを無効にしたい場合はfalseにする。

delay

autoplayのオプションで0にしないと一旦止まるので、0にして途切れずループさせる。

 

無限ループスライダーサンプル(デモ)

そしてこちらが無限ループスライダーのサンプル(デモ)になります。

See the Pen
Swiper(無限ループ)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

Swiperスライダーを逆方向に無限ループ

無限ループスライダーはデフォルトでは右から左に流れますが、逆方向にしたい時もあると思います。

逆方向にするのは簡単で、autoplayのオプションに1行追加するだけでOKです。

const swiper = new Swiper(".swiper", {
  loop: true, // ループ有効
  slidesPerView: 3, // 一度に表示する枚数
  speed: 6000, // ループの時間
  allowTouchMove: false, // スワイプ無効
  autoplay: {
    delay: 0, // 途切れなくループ
    reverseDirection: true, // 逆方向有効化
  },
});

最後の reverseDirection: true, ですね。

デフォルトはfalseとなっているので、trueにして逆方向を有効化します。

こちらがサンプル(デモ)になります。

See the Pen
Swiper(無限ループ:逆方向)
by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.

 

まとめ

今回は、Swiperで横方向に流れ続ける無限ループスライダーの作り方を解説しました。

同じくslickの無限ループスライダーも逆方向にすることは出来ますが、Swiperと違いオプションに追加するだけではないので注意が必要ですね。

実務ではデフォルトの方向と逆方向の両方を使う事もあるので、ぜひ実装出来るようになっておきましょう。

以上になります。

関連記事slick記事一覧
関連記事Swiper記事一覧
関連記事Splide記事一覧

この記事が役に立ったと思ったら、シェアボタンからX(旧Twitter)などにシェアすると、いいねされてフォロワーが増えたりすることがあるよ!

 

  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

-Swiper, Web制作, スライダー