HTML Web制作

Googleフォームのカスタマイズ方法(サンクスページも解説)

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

Googleフォームってデザインのカスタマイズ出来ない?

お問い合わせフォームはWordPressであればContact Form 7などプラグインを使えば大丈夫ですが、静的サイトでは当然ながらWordPressのプラグインは使えません。

また、特に指定が無ければレスポンシブメールフォームなどを使う事も可能です。

あわせて読みたい
レスポンシブ対応の無料お問い合わせフォーム『Responsive Mailform』の使い方
レスポンシブ対応の無料お問い合わせフォーム『Responsive Mailform』の使い方

続きを見る

ただクライアント側から『Googleフォームで実装したい』という指定があったり、さらにデザインをカンプ通りにしたいという要望もあると思います。

そこで今回はGoogleフォームを使ってデザインをカスタマイズしていく方法について解説していきます。

ただし確認画面も必要な場合はPHP工房がおすすめです。

あわせて読みたい
PHP工房の使い方とカスタマイズ方法【静的サイトのお問い合わせフォーム】
PHP工房の使い方とカスタマイズ方法【静的サイトのお問い合わせフォーム】

続きを見る

 

完全無料のプログラミングスクール『ZeroPlus Gate』
30日間でWeb制作を学べる無料のプログラミングスクールがこちら
  • 30日間でWeb制作を学べる
  • 完全無料
  • 現役エンジニアへの質問無制限
  • オンラインの動画学習なので時間場所を問わず勉強可能
  • 最大4回の学習サポート面談
  • 受付は1日25名までの先着制
無料なのに専属のメンターが付き、現役エンジニアへの質問も無制限という破格のサービスです。
いきなり数十万するプログラミングスクールは厳しい・・・という人のお試しに最適。
現在は無料ですがいつ有料になるか分からないので、気になる方はお早めに👇

\ 完全無料 /

ZeroPlus Gate公式サイト

先着1日25名まで!

Googleフォームのカスタマイズ方法(サンクスページも解説)

まずはGoogleフォームで実装したいお問い合わせフォームの項目を作成します(Googleフォームの作り方は割愛します)

フォームの作成はクライアント側にお願いする

Googleフォームの作成にはGoogleアカウントが必要となりますが、ここでクライアントにアカウント情報を教えて貰うのはなるべく避けたいので、フォームの作成はクライアント側にお願いしましょう。そしてこの後書いてある『name』と『actionタグ』の情報を教えて貰います。

こちらが作成したフォームです。

Googleフォームのサンプル

Googleフォームのサンプル

次は右上の『目のマーク』をクリックします。

するとこちらの画面が別ページとして開きます。

Googleフォームのサンプル(目のマーククリック後に開く)

Googleフォームのサンプル(目のマーククリック後に開く)

見た目はあまり変わりませんが、カスタマイズに必要な情報を取得する為にはこちらの画面にする必要があります。

そして項目に仮のテキストなどを入力します。

Googleフォームに仮で入力

Googleフォームに仮で入力

ここは必須ではありませんが、入力しておいた方がやりやすいです。

そして上の画面を開いた状態でデベロッパーツール(検証モード)を開きます。

そして『entry.』で検索すると今回のカスタマイズに必要な情報が見つかります(Windowsではctrl+F、Macでは⌘+Fで検索欄が表示されます)

Googleフォーム:デベロッパーツールで『entry.』と検索

Googleフォーム:デベロッパーツールで『entry.』と検索

『name』のところですね。

あとはformタグ内の『action』の値も取得しておきます(上の長い赤枠部分)

 

HTMLでフォームを作成

次にHTMLでフォームを作成します。

この辺はご自身の環境に合わせて作成して下さい。

<form class="contact" method="post">
  <div class="contact__list">
    <div class="contact__item">
      <label for="name">お名前<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name=""
        id="name"
        placeholder="じゅんぺい"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="company">メールアドレス<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="email"
        name=""
        id="mail"
        placeholder="sample@gmail.com"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="dog">好きな犬種<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name=""
        id="dog"
        placeholder="パピヨン"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="contents">お問い合わせ内容<span>(※必須)</span></label>
      <textarea
        name="entry.151970012"
        id="contents"
        cols="30"
        rows="10"
        placeholder="お問い合わせ内容が入ります。"
        required
      ></textarea>
    </div>
  </div>
  <div class="submit-btn">
    <input type="submit" value="送信"/>
  </div>
</form>

ここで『name』に先ほどデベロッパーツールで確認した値を入れて、formタグには『actionタグ』を追加します。

するとこのようになります。

<form class="contact" action="https://docs.google.com/forms/~省略~" method="post">
  <div class="contact__list">
    <div class="contact__item">
      <label for="name">お名前<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name="entry.2033431696"
        id="name"
        placeholder="じゅんぺい"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="company">メールアドレス<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="email"
        name="entry.174359942"
        id="mail"
        placeholder="sample@gmail.com"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="dog">好きな犬種<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name="entry.61465666"
        id="dog"
        placeholder="パピヨン"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="contents">お問い合わせ内容<span>(※必須)</span></label>
      <textarea
        name="entry.1095025400"
        id="contents"
        cols="30"
        rows="10"
        placeholder="お問い合わせ内容が入ります。"
        required
      ></textarea>
    </div>
  </div>
  <div class="submit-btn">
    <input type="submit" value="送信"/>
  </div>
</form>

あとはCSSでデザイン通りにコーディングすればOKです。

 

送信テスト

ここまで終わったらサーバーにアップして送信テストをしてみます。

するとGoogleフォームの作成画面に回答が来ているのが分かります。

Googleフォーム:送信テスト

Googleフォーム:送信テスト

しかし、お問い合わせをした後はこのようにGoogleフォームのデフォルトの送信完了画面が表示されてしまいます。

Googleフォーム:送信完了画面

Googleフォーム:送信完了画面

せっかくお問い合わせフォームのデザインをカスタマイズしても、サンクスページがこれでは残念ですよね

なぜならクライアントはGoogleフォームと分からないようにしたい場合が大半だからです。

このままだとお問い合わせフォームはデザイン通りでも、サンクスページはGoogleフォームのままです。

なのでサンクスページも自作して、お問い合わせフォームで送信ボタンを押したら自作のサンクスページに飛ぶようにしたいと思います。

 

Googleフォームのサンクスページを作成

サンクスページの作成自体に変わった事はないので割愛します(ここではファイル名を『thanks.html』にします)

ここで一工夫が必要になるのはお問い合わせフォームの方になります。

まずはformタグにコードを追加します。

<form
  action="https://docs.google.com/forms/~省略~"
  method="post"
  target="hidden_iframe"
  onsubmit="submitted=true;"
>

下の2行ですね。

あとはform閉じタグの後あたりにこちらのコードを追記します。

<script type="text/javascript">
  var submitted = false;
</script>
<iframe
  name="hidden_iframe"
  id="hidden_iframe"
  style="display: none"
  onload="if(submitted)  {window.location='thanks.html';}"
></iframe>

下から2行目の『thanks.html』については、作成したサンクスページのファイル名を書きます。

今回はお問い合わせフォームのファイルと同じ階層にある設定です。

そして完成形がこちらになります。

<form
  action="https://docs.google.com/forms/~省略~"
  method="post"
  target="hidden_iframe"
  onsubmit="submitted=true;"
>
  <div class="contact__list">
    <div class="contact__item">
      <label for="name">お名前<span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name="entry.2033431696"
        id="name"
        placeholder="じゅんぺい"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="email"
        >メールアドレス<span>(※必須)</span></label
      >
      <input
        type="email"
        name="entry.174359942"
        id="email"
        placeholder="sample@gmail.com"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="dog">好きな犬種 <span>(※必須)</span></label>
      <input
        type="text"
        name="entry.61465666"
        id="dog"
        placeholder="パピヨン"
        required
      />
    </div>
    <div class="contact__item">
      <label for="contents">お問い合わせ内容<span>(※必須)</span></label>
      <textarea
        name="entry.1095025400"
        id="contents"
        cols="30"
        rows="10"
        placeholder="お問い合わせ内容が入ります。"
        required
      ></textarea>
    </div>
  </div>
  <div class="submit-btn">
    <input type="submit" value="送信" />
  </div>
</form>
<script type="text/javascript">
  var submitted = false;
</script>
<iframe
  name="hidden_iframe"
  id="hidden_iframe"
  style="display: none"
  onload="if(submitted)  {window.location='thanks.html';}"
></iframe>

これで送信ボタンを押したら自作のサンクスページに飛ぶようになります。

まとめ

今回はGoogleフォームのカスタマイズ方法を解説しました。

また、サンクスページについてはこちらの記事を参考にさせて頂きました🙇

オリジナルデザインでGoogleフォームを埋め込んで、お問い合わせフォームとスプレッドシートを連携させる裏技!

Googleフォームを使う機会があったらぜひ参考にしてみて下さい。

以上になります。

 

Web制作おすすめ教材と案件獲得サービス
当ブログではWeb制作学習におすすめの教材を厳選してご紹介しています。
こちらの記事を参考に教材を購入して成果を出している人もたくさんいるので、自分に必要な教材を探してみて下さい。
また、学習面だけでなく営業面である案件獲得サービスもご紹介しています。
スキルが身についても仕事がなければ意味がないので、営業に不安がある人はこちらの記事をぜひ参考にしてみて下さい。
この記事を参考にスキルと営業力を身につけて稼げるようになりましょう!

-HTML, Web制作
-