例えばPCではスライドの枚数を3枚にして、スマホでは1枚にしたい時があったとします。
そのためにはブレイクポイントを設定すれば対応可能です。
Splideの基本的な使い方についてはこちらの記事を参照下さい。
【最新】Splideスライダーの使い方とオプション一覧・カスタマイズ方法を解説
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(有料になっていたらすいません🙇♂️)
Splideでブレイクポイントを設定してレスポンシブ対応のスライダーを作る方法
まずは基本となるスライダーを見てみましょう。
See the Pen
Splide:基本形 by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
前後の矢印、ページネーションが表示されているシンプルなスライダーです。
今回は画面幅500px以上でスライド3枚、500px未満でスライド1枚になるようにしてみます。
コード解説
それではコードを解説していきます。
HTML
まずHTMLはこちらです。
<div
class="splide"
role="group"
aria-label="ブレイクポイント設定(レスポンシブ)"
>
<div class="splide__track">
<div class="splide__list">
<div class="splide__slide">
<img src="画像パス1" alt="" />
</div>
<div class="splide__slide">
<img src="画像パス2" alt="" />
</div>
<div class="splide__slide">
<img src="画像パス3" alt="" />
</div>
</div>
</div>
</div>
これは基本形と同じです。
CSS
CSSはこちらです。
/* スライドのサイズ調整 */
.splide__slide img {
height: auto;
width: 100%;
}
これも基本形と同じです。
JavaScript
そしてJavaScriptはこちらです。
const splide = new Splide(".splide", {
autoplay: true, // 自動再生
type: "loop", // ループ
pauseOnHover: false, // カーソルが乗ってもスクロールを停止させない
pauseOnFocus: false, // 矢印をクリックしてもスクロールを停止させない
interval: 2000, // 自動再生の間隔
speed: 1000, // スライダーの移動時間
perPage: 3, // スライドの表示枚数
breakpoints: {
500: {
perPage: 1, // 500px未満の表示枚数
},
},
}).mount();
breakpoints
でブレイクポイントのpx数を設定します(今回は500px)
そしてperPage: 3
が500px以上のスライド表示枚数、perPage: 1
が500px未満のスライド表示枚数となります。
これはスライドの表示枚数以外にも設定を変えることが可能です。
デモ
そしてこちらがデモになります。
See the Pen
Splide:ブレイクポイント設定(レスポンシブ) by junpei (@junpei-sugiyama)
on CodePen.
画面幅は500px未満にするか、左上のHTML、CSS、JSをクリックして画面幅を狭くしてみて下さい(クリックすると500px未満になるという意味です)
今回は500px以上で3枚表示していますが、スライドはページごとにされます(3枚ごと)
これを1枚ずつスライドさせたい場合は以下の記事を参照下さい。
【Splide】複数スライドで1枚ずつスライドさせる方法
続きを見る
まとめ
今回はSplideでブレイクポイントを設定してレスポンシブ対応のスライダーを作る方法を解説してきました。
先ほども書きましたが、ブレイクポイントを設定すれば表示枚数以外も変更可能です。
またスマホだけスライダーにする方法もbreakpoints
を使います。
詳しくは以下の記事を参照下さい。
【Splide】スマホだけスライダーにする方法(ブレイクポイント切り替え)
続きを見る
以上になります。
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