WordPress

【WordPress】条件分岐で特定の固定ページのみclassやidを付ける方法

2020年12月15日

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

特定の固定ページだけ特定のclass名やid名を付ける事って出来る?

ページが複数あるコーポレートサイトの場合、ヘッダーやフッターなどの共通するパーツやデザインについては『header.php』や『footer.php』を使うと思いますが、特定のページだけデザインが違う場合があります。

例えばフッターにはお問い合わせページへのリンクボタンがあるけど、お問い合わせページのフッターにだけ無いなど(そのページだからボタンは不要)

こういう場合、お問い合わせページ用に別のフッター用テンプレートを作ってもいいのですが、ファイルを増やしたくない場合は条件分岐を使うと便利です。

じゅんぺいブログは、Web制作コーディングWordPress制作)の技術記事を中心に、約500記事公開しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください!
完全無料のプログラミングスクール『ZeroPlus Gate』
30日間でWeb制作を学べる無料のプログラミングスクールがこちら
いきなり数十万するプログラミングスクールは厳しい・・・という人のお試しに最適です。
現在は無料ですがいつ有料になるか分からないので、気になる方はお早めに👇
(有料になっていたらすいません🙇‍♂️)

\ 完全無料 /

ZeroPlus Gate公式サイト

毎日先着制!

WordPressの条件分岐で特定の固定ページのみclassやidを付ける方法

まず今回使うのは、if文を使った条件分岐になります。

一言で条件分岐と言っても沢山種類があるのですが、基本的な形は以下になります。

<?php if (条件) : ?>
  条件に合致した時に表示する内容
<?php else: ?>
  条件に合致しない時に表示する内容
<?php endif; ?>

『if』というのは『もし』という意味ですね。

<?php if (条件) : ?>は『もし条件に合致した時は』という意味で、<?php else: ?>は『条件に合致しなかった場合』となります。

今回はこれを使っていきます。

WordPressの条件分岐については以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
【コピペOK!】よく使うWordPress条件分岐タグまとめ
【コピペOK!】よく使うWordPress条件分岐タグまとめ

続きを見る

 

if文で条件を書く

まず今回の例ですがお問い合わせページのみheaderに特定のclass名を付ける』という感じにしてみたいと思います。

まずはコードを見てみます(『header.php』を想定しています)

<header
  <?php if(is_page('スラッグ')):?>
    class="header-contact"
  <?php else: ?>
    class="header"
  <?php endif;?>
>
  ヘッダーの中身
</header>

ちょっと見やすいように改行していますが、実際はこんな感じに書くのがいいかと思います。

<header <?php if(is_page('スラッグ')):?> class="header-contact" <?php else: ?> class="header" <?php endif;?>>
  ヘッダーの中身
</header>

まずはこちら。

<?php if(is_page('スラッグ')):?>

この『is_page』というのは、固定ページのことを指します。

今回は『お問い合わせページ』という固定ページなので『is_page』を使います。

また『スラッグ』というのは、固定ページの編集画面で確認できます

固定ページのスラッグ確認(クラシックエディタの場合)

固定ページのスラッグ確認(クラシックエディタの場合)

固定ページのスラッグ確認(ブロックエディタの場合)

固定ページのスラッグ確認(ブロックエディタの場合)

なので、今回は以下のようになります。

<header
  <?php if(is_page('contact')):?>
    class="header-contact"
  <?php else: ?>
    class="header"
  <?php endif;?>
>
  ヘッダーの中身
</header>

1行で書くならこちら。

<header <?php if(is_page('contact')):?> class="header-contact" <?php else: ?> class="header" <?php endif;?>>
  ヘッダーの中身
</header>

 

出力されるHTML

それでは先ほどのコードが実際にどう出力されるのか確認してみます。

まずはお問い合わせページ以外の場合です。

<!-- お問い合わせページ以外 -->
<header class="header">
  ヘッダーの中身
</header>

先ほどのスラッグが『contact』以外の場合は <?php else: ?>以下の内容が反映されるので、class名は.headerとなります。

それではお問い合わせページの場合を見てみましょう。

<!-- お問い合わせページ -->
<header class="header-contact">
  ヘッダーの中身
</header>

今回はスラッグが『contact』で<?php if(is_page('contact')):?>以下の内容が反映されるので、class名は.header-contactとなります。

 

class名は複数付けられる

また、class名は複数付ける事も出来ます。

例えば、お問い合わせページであってもなくても.headerというclass名を付けたい場合は以下になります。

<header 
  <?php if(is_page('contact')):?>
    class="header-contact header"
  <?php else: ?>
    class="header"
  <?php endif;?>
>
  ヘッダーの中身
</header>

お問い合わせページの場合の出力結果はこちら

<header class="header-contact header">
  ヘッダーの中身
</header>

idの場合はclassをidにすればいいだけです。

 

<?php else: ?>を省略

またお問い合わせページだけ特定のclass名を付けたいけど、それ以外ではclass名なしと言う場合は<?php else: ?>は省略できます。

<header
  <?php if(is_page('contact')):?>
    class="header-contact"
  <?php endif;?>
>
  ヘッダーの中身
</header>

出力結果はこちら

<!-- お問い合わせページの場合 -->
<header class="header-contact">
  ヘッダーの中身
</header>
<!-- お問い合わせページ以外の場合 -->
<header>
  ヘッダーの中身
</header>

まとめ

今回はWordPressの条件分岐で特定の固定ページのみclassやidを付ける方法を解説しました。

条件分岐は実務でほぼ必須と言えるので、ぜひ使えるようになっておきましょう。

以上になります。

あわせて読みたい
【コピペOK!】よく使うWordPress条件分岐タグまとめ
【コピペOK!】よく使うWordPress条件分岐タグまとめ

続きを見る

あわせて読みたい
【WordPress条件分岐】トップページのみh1タグ、それ以外の下層ページではpタグにする方法
【WordPress条件分岐】トップページのみh1タグ、それ以外の下層ページではpタグにする方法

続きを見る

この記事が役に立ったと思ったら、シェアボタンからX(旧Twitter)などにシェアすると、いいねされてフォロワーが増えたりすることがあるよ!

 

  • この記事を書いた人

じゅんぺい

37歳からWeb制作とブログ開始。Web制作歴5年目でコーディングとWordPressオリジナルテーマ制作が中心。これまで120件以上を納品。当ブログ月間最高15万PVで、370記事以上はWeb制作の技術記事。コンテンツ販売→累計売上1200万円&1500部超え。X(旧Twitter)フォロワー7200人以上。2024年3月からブログの経験を活かしてライターとしても活動を開始。

-WordPress
-