フリーランスが仕事を探す方法はいろいろありますが、その中の1つがフリーランスエージェントです。
しかし具体的にどんなサービスなのか、利用料や手数料は発生するのか?など、分からない人も多いと思います。
そこで今回はフリーランスエージェントについて詳しく解説していきます。
この記事がおすすめな人
- フリーランスエージェントがどんなサービスなのか知りたい
- フリーランスエージェントのメリット・デメリットを知りたい
- フリーランスエージェントでどんな仕事があるのか知りたい
- フリーランスエージェントを利用するコツや注意点を知りたい
フリーランスWeb系エンジニア・デザイナーの案件獲得におすすめのフリーランスエンジニアに関しては、以下の記事にまとめています。
フリーランスWeb系エンジニア・デザイナーの案件獲得・営業におすすめのサービスまとめ
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フリーランスエージェントとは?
フリーランスエージェントはフリーランスとクライアント(企業)を結ぶ斡旋会社のことで、フリーランスが登録するとエージェントがその人にマッチする企業や案件を探して紹介してくれます。
簡単に言えば『営業代行業』になります(営業以外にも色々サポートしてくれます)
フリーランスエージェントに登録後にエージェントと面談をして希望条件を伝え、その情報を元に案件を探してきてくれます。
つまり営業を代行してくれるので、自分で案件を探す必要はありません。
フリーランスエージェントが扱う職種
フリーランスエージェントはクラウドソーシングと違い、未経験や初心者でもOKな仕事はほぼありません。
つまり専門的なスキルが必要で、実務経験も2〜3年を必要とされることが多いです。
なのでクラウドソーシングのような『文字起こし・アンケート・占い』といったジャンルはなく、主に以下のような職種となります。
フリーランスエージェントが扱う主な職種
- エンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webライター
- イラストレーター
- マーケター
- コンサルタント
フリーランスエージェントの利用料・手数料(マージン)
フリーランスエージェントの利用料は無料です。
と思うかも知れませんが、フリーランスエージェントはサービスを利用する企業から手数料を受け取っています。
アパート探しの仲介手数料のようなものですね。
なので利用者であるフリーランスからはお金を貰わなくても、ビジネスとして成り立っています。
具体例で言えば以下のようになります(手数料は仮)
フリーランスエージェントでのお金の流れ
- クライアント(企業)が100万円で仕事をフリーランスエージェントに発注
- フリーランスエージェントが20%の手数料(マージン)を受け取る
- フリーランスに支払われる報酬は100万円から20%を引いた80万円
案件の報酬額から手数料が引かれるのは、クラウドソーシングでも同じです。
もし手数料が引かれるのが嫌であれば、自分で直接クライアントに営業するしかありません。
そしてその手数料の金額や割合については、非公開にしているところが多いです。
非公開の主な理由は『案件の内容や営業担当者によって手数料(マージン率)が変動するから』となります。
ただし、一般的にはおよそ10%〜25%くらいと言われています。
フリーランスエージェントの支払いサイトとは?
支払いサイトとは『締め日から報酬が入金される支払い日までの期間のこと』になります。
ここを知っておかないとキャッシュフローで苦しむ可能性があるので、しっかり押さえておきましょう。
例えばPE-BANKの支払いサイトは40日なので、以下のようになります。
PE-BANKの支払いサイト
- 支払いサイトは40日
- 締め日は月末締め
- 支払い日は翌々月の10日
具体例で見るとこのようになります。
業務開始 | 4月1日 | 業務開始0日目 |
締め日 | 4月30日(月末) | 業務開始から29日 |
入金日 | 6月10日 | 業務開始から70日 |
このように支払いサイトの日数は、業務開始から入金されるまでの期間ではないのでご注意下さい。
ちなみにフリーランスエージェントによって支払いサイトの日数は変わるので、以下を参考にして貰えればと思います。
✅フリーランスエージェントの支払いサイトまとめ
ビッグデータナビ:10日サイト
レバテックフリーランス:15日サイト
ミッドワークス:20日サイト
ギークスジョブ:25日サイト
テクフリ :30日サイト
クラウドテック:15日サイト
ポテパンフリーランス:30日または45日サイト
PE-BANK:40日サイト— なう@株式投資とPdM (@now_weblife) October 2, 2020
フリーランスエージェントのメリット
メリット
- 営業・交渉・事務手続きなどを代行してくれる
- 非公開案件など高単価案件を紹介してもらえる
- 収入が安定しやすい
- 福利厚生を受けられる
- キャリアプランの相談などサポート体制が整っている
メリット①:営業・交渉・事務手続きなどを代行してくれる
フリーランスエージェントに登録して面談・カウンセリングをした後は、その人にマッチした案件を探してきてくれるので、営業が苦手な人にとっては大きなメリットです。
また単価交渉・商談のセッティングなども代行してくれるので、自分はそれ以外に時間を使うことが出来ます。
メリット②:非公開案件など高単価案件を紹介してもらえる
フリーランスエージェントではサイト内で公開されている案件以外に、非公開の高単価案件を保有していることがあります。
個人では獲得しにくい案件もフリーランスエージェントに登録しておけば獲得できるチャンスがあります。
メリット③:収入が安定しやすい
フリーランスは固定給ではないので、仕事が途切れてしまうとその間は収入が無くなってしまいます。
しかしフリーランズエージェントでは紹介された案件が終わる前に、エージェントが次の案件を紹介してくれます。
案件が終わってから探す・・・では遅いので、前もって案件を探して紹介してくれることで収入が安定しやすくなります。
メリット④:福利厚生を受けられる
フリーランスには通常福利厚生などはありませんが、フリーランスエージェントは福利厚生を受けられるところが多いです。
福利厚生はフリーランスエージェントを通して案件が確定しないと利用できないサービスもあれば、登録しただけで利用できるサービスもあります。
サービス内容はフリーランスエージェントによって様々ですが、例えば以下のような物があります。
フリーランスエージェントで受けられる福利厚生の一例
- 健康サポート
- スキルアップ支援
- リラクゼーション優待
- リゾート/レジャー優待
- 育児介護支援
- グルメ優待
- 税務関連サポート
- スキルアップ・交流会
- ライフイベント・お祝い制度
フリーランスがこれらを活用できるのは非常に大きなメリットかと思います。
メリット⑤:キャリアプランの相談などサポート体制が整っている
フリーランスエージェントは単に案件を探してきて紹介してくれるだけではありません。
キャリアカウンセラーがキャリアプランの相談に乗ってくれたり、職務経歴書・エントリーシートの書き方や面接対策など、幅広くサポートをしてくれます。
何か困ったことや悩みがあれば遠慮なく相談してみましょう。
フリーランスエージェントのデメリット
デメリット
- 手数料(マージン)が発生する
- 未経験可の案件はほぼない
- 相性が悪いエージェントにあたる可能性がある
デメリット①:手数料(マージン)が発生する
これは当然といえば当然ですが、マージンが発生するので直案件と比べれば収益は下がります。
マージンが嫌であれば自分で直接営業するしかありませんが、先ほど書いたメリットを考えてフリーランスエージェントを利用するか、自分で直接営業するか考えてみましょう。
デメリット②:未経験可の案件はほぼない
エージェントはスキルや希望条件にマッチした案件を探してきます。
しかしフリーランスエージェントで紹介可能な案件は実務経験2〜3年くらいが多いので、実務未経験だと紹介される案件はほとんどないかと思います(1年以上あれば紹介可能な案件も増えてくると思います)
未経験の方でフリーランスエージェントから紹介して貰える案件がない場合は、まずクラウドソーシングで実績を作った方が良いかも知れません。
クラウドソーシングについては以下の記事を参照下さい。
クラウドソーシングとは?仕事内容やメリット・デメリット・注意点を徹底解説【初心者の副業に最適!】
続きを見る
デメリット③:相性が悪いエージェントにあたる可能性がある
これはどんなサービスでもあり得ますが、もし担当のエージェントが希望条件と全く合わない案件を紹介してくるようであれば、担当を変えて貰うように言ってみましょう。
フリーランスエージェントの良い評判・口コミ
Twitterから集めた良い口コミをご紹介します。
フリーランスになるのが心配な人におすすめ
独立したいけど心配な人は、一度フリーランスエージェントと面談をしてみるといいですよ⭕️
結果、次期早々だと分かっても #フリーランス という選択にグッ現実味がと増します🌟
独立は難しいことではないです🙂
あなたの転職先にフリーランスを加えてみてください🎉— くるる@フリーランス×マイクロ法人 (@curusu_cururu) February 27, 2022
登録・面談などは無料なので、気になる人は一度試してみたらいいかと思います。
10社登録した
おはようございます☀️#今日の積み上げ
✔️本業
✔️営業
✔️エージェント面談
✔️クライアントに連絡先日、フリーランスエージェントに10社ほど登録してきました
Web制作だけでなく、サーバーサイドもいじれると範囲が広がりますね😌今日も踏ん張るでええ
— けんた@埼玉のWeb制作屋 (@Fd2ySdb) February 24, 2022
この記事でも何度も書いていますが、フリーランスエージェントは複数登録しておくと効率よく案件を獲得できるようになります。
自分の市場価値を知ることが出来た
インフラ・AWS学習 【継続181日目】
自分の市場価値を知りたくて某フリーランスエージェントに聞いてみた。ぶっちゃけると、単価はMax50万とのことでした。去年AWS経験半年で実務経験も少なく撃沈。単価70万とか余裕で出るという話しは一部の人なのかな。これからどう変わっていくかご期待ください。
— フク🌏AWSエンジニア1年目 (@fuku_2021tokyo) January 13, 2023
自分の市場価値を知れるというのも1つのメリットと言えます。
市場調査・求められているスキルが分かる
年明けてからフリーランスエージェントからの営業メールが活発化してるような。
こういうの見てるだけでも市場調査になるし、どんなスキルが求められてるか勉強になるから楽しい♪#Webライター#webライター初心者
— こざーな|月収100万円超Webライター (@kzn_jp01) January 10, 2023
自分の市場価値と同様に、どんなスキルが求められているか分かるので、これから何を勉強していけばいいか知るのにも役に立ちます。
0からの営業はハードルが高いので便利
みんなは知ってましたか?フリーランスエージェントって会社員には馴染みないので普通に知らなかった。たしかに技術を売りにしているデザイナーやエンジニアが独立して、0から営業ってハードル高いと思っていたけど。オンラインサロンなどもあるけど、どんな人に合うかなどの記事もあって勉強になった https://t.co/Rz0dOqCoCu
— くぼ|Apple🍎⌚の 背が大きい人 (@kub81pre) February 25, 2022
クラウドソーシングと大きく違うのが営業を代行してくれることです。
フリーランスエージェントの悪い評判・口コミ
続いてTwitterから集めた悪い口コミをご紹介します。
マージン固定は辞めた方がいい
「マージン固定!月10万ぽっきり!」
とあるフリーランスエージェントの広告に書いてあったけどこういうとこは辞めといたほうが良い。クライアントとの価格交渉を放棄してるようなもんだからです。低単価でも10万抜けるんだから。契約成約したらあとは放ったらかし。それエージェントとは言わない。— 達川一平ソリューションズ (@itjk1980) February 27, 2022
マージンは非公開のところが多いですが、固定と謳ってるところはやめた方がいいかも知れません。
エージェントの質が悪いところもある
大手のフリーランスエージェントにお仕事探しを依頼した時、以下の印象が強かった。
◇担当者がのIT業界での知識が無さすぎて全く会話にならない&マッチしない変な案件持ってくる。
◇対等な立場のはずなのに何故かエンジニアを見下してる。主導権を握ろうとしてくる。(別に御社の社員じゃないしw)
— たっくん (@tkme7326) January 15, 2023
もし担当のエージェントと話が合わない・条件に合わない案件を紹介してくるということがあれば、担当を変えて貰うようにお願いしてみましょう。
未経験にはおすすめしない
未経験でフリーランスエージェントに駆け込むバカがいっぱいいるみたいやが、なぜそんなことをする?
ちょっとググったらいきなりフリーランスはやめとけって記事が並んでるし、僕もフリーランスを勧めてはいるが未経験は無理ってずっと言ってる。むしろ未経験でもなれるって言ってる人1人もいない。
— Katsu@フリーランスエンジニア (@katsucode) January 8, 2023
悪い口コミではありませんが、この記事でも書いている通り未経験可の案件はほぼないので、未経験でも登録は出来ますがそこは頭に入れておきましょう。
フリーランスエージェントのよくある質問・注意点
ここでフリーランスエージェントに関する疑問について解説していきます。
質問①:未経験でも利用できるのか?
未経験でも登録することは可能ですが、紹介できる案件はかなり限られると思います。
登録してエージェントと面談するのはタダなので、未経験でも自分に足りないスキルや今後のプランなどを相談してもいいかと思います。
質問②:副業でも大丈夫か?
副業でも問題ありませんが、案件によっては週5日の常住勤務など副業が難しい案件も多いです。
フリーランスエージェントによっては週2〜3日の案件を多く保有しているところもあり、例えばリモートワークがしたい場合は全体の97%がリモート案件というクラウドテックがおすすめです。
クラウドテックの評判・口コミ・注意点を徹底解説【リモートワーク案件が豊富!】
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質問③:クラウドソーシングとの違いは?
同じ案件獲得系で『クラウドソーシング』というサービスがあります。
フリーランスエージェントとの大きな違いは以下になります。
フリーランスエージェント
未経験可の案件はほぼない。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは『仕事を発注したい個人や企業がインターネット上で不特定多数に対して仕事を募集するサービス』で、募集している案件に対して利用者が自ら応募する必要がある。
未経験・初心者OKの案件も多い。
他にも福利厚生などの手厚いサポートが受けられるのはフリーランスエージェントの特徴となっています。
クラウドソーシングの詳細はこちらの記事を参照下さい。
クラウドソーシングとは?仕事内容やメリット・デメリット・注意点を徹底解説【初心者の副業に最適!】
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質問④:複数のフリーランスエージェントを利用して大丈夫か?
複数のフリーランスエージェントに登録するのは問題ありません。
むしろフリーランスエージェントによって保有している案件は異なるので、出来るだけ多く登録しておいた方が案件を獲得しやすくなると思います。
質問⑤:地方案件はあるか?
これはフリーランスエージェントによりますが、ほとんどの案件が東京に集中しているところや、地方案件が豊富なところもあります。
例えばPE-BANKは地方案件が豊富です。
PE-BANKの評判・口コミ・注意点を徹底解説【業界トップクラスの案件数!】
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先ほど書いたように、フリーランスエージェントによって保有している案件は異なるので、東京に集中しているフリーランスエージェントでも登録しておいて損はないでしょう。
質問⑥:リモート案件はあるか?
これもフリーランスエージェントによって多く保有しているところもあれば、ほとんどが常駐勤務だったりするので、なるべく多くのフリーランスエージェントに登録しておきましょう。
先ほども書きましたが、クラウドテックはリモート案件を多く保有しています。
クラウドテックの評判・口コミ・注意点を徹底解説【リモートワーク案件が豊富!】
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おすすめのフリーランスエージェント比較一覧表
フリーランスエージェントにはそれぞれ特徴があり、
- 職種
- 稼動日数
- 対応エリア
- 支払いサイト
- 福利厚生の有無
- マージン率(手数料)
- リモートワーク案件の割合
など、自分に合ったフリーランスエージェントを見つけることが重要です。
ここで他のフリーランスエージェントとの比較表を見てみましょう。
順番はランキング順というわけではなく、特に意味はありません。
エージェント名 | レバテックフリーランス | Midworks | PE-BANK | クラウドテック | HiPro Tech | ココナラエージェント | ポテパンフリーランス |
主な職種 | エンジニア | エンジニア | エンジニア | エンジニア デザイナー マーケター | エンジニア | エンジニア デザイナー マーケター | エンジニア |
特徴 | 登録者数No1 業界認知度No1 取引社数5,000社以上 | 正社員並みの手厚い保障 報酬保障サービスあり 80%以上が非公開案件 | 34年の実績 案件数業界トップクラス 確定申告サポートあり | クラウドワークスが運営 リモート案件数業界トップクラス 登録社数72万社 | IT・テクノロジー領域に特化 高単価案件が豊富 平均10%報酬アップ | 2023年1月サービス開始 ココナラの評価とデータを連携可能 職種に『人事』あり | 登録エンジニア7000名以上 実務経験1〜2年から OKな案件がある 税理士やFPのサポートあり |
リモート案件 | 全体の75%以上 | 増加中 | 少なめ | 全体の97%以上 | 全体の84% | あり | あり |
主な対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・京都・兵庫・京都・福岡・長崎・熊本・大分 | 東京周辺、大阪周辺 | 東京・横浜・札幌・仙台・名古屋・京都・大阪・岡山・広島・福岡 | 全国 | ほぼ東京 | 調査中 | ほぼ東京 |
稼働日数 | 週5日が中心 (週4日もあり) | 週2〜3日OKあり | 週5日が中心 | 週3〜4日が多い | 週3日案件もあり | 調査中 | 週5日が中心 |
福利厚生 | 充実 | 充実 | 充実 | 充実 | なし (2023年6月24日現在) | なし (2023年2月1日現在) | なし (2023年2月1日現在) |
マージン率 | 非公開 | 非公開 | 公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
支払いサイト | 15日 | 20日 | 40日 | 15日 | 月末締めの 翌月末払い | 15日 | 30日または45日 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
評判・口コミ | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 |
この比較一覧表を含め、フリーランスエージェントの選び方やそれぞれの特徴など、以下の記事にまとめているので参考にしてみて下さい。
フリーランスエージェントおすすめ7選を徹底比較【失敗しない選び方も解説】
続きを見る
フリーランスエージェントがおすすめな人・おすすめしない人
ここまでの解説でフリーランスエージェントがおすすめな人と、おすすめしない人をまとめます。
フリーランスエージェントがおすすめな人
フリーランスエージェントがおすすめな人
- 営業が苦手・したくない
- 高単価案件が欲しい
- 安定した収入が欲しい
- 1人では不安なのでサポートして欲しい
フリーランスエージェントをおすすめしない人
フリーランスエージェントをおすすめしない人
- 実務未経験・初心者
- マージンを取られたくない
- 営業が得意・案件に困っていない
ここで、
- 常駐 or リモート
- 週2日 or 週5日
など、フリーランスエージェントによって偏りはありますが、どちらも全くないというわけではないので最初は可能な限り登録しておくと良案件を見逃しにくいと思います。
フリーランスエージェント利用の流れ
ここでフリーランスエージェントの一般的な流れを解説します。
フリーランスエージェントの一般的な流れ
- フリーランスエージェントに登録
- 会社説明・カウンセリング・面談
- 案件紹介
- 案件に申込み・商談
- 商談成立・参画・参画後のサポート
手順①:フリーランスエージェントに登録
まずは会員登録をします(無料)
登録しなくても募集している案件を見れますが、非公開案件などは登録しないと見れません。
手順②:会社説明・カウンセリング・面談
登録後に電話かメールで連絡が来るので、面談の日程を決めます。
そしてフリーランスエージェント側の会社説明の後は、カウンセリング・面談をします。
ここで希望条件・スキル・経験年数などを伝え、その情報を元にエージェントが案件を探してきてくれるので、正確に正直に伝えましょう。
手順③:案件紹介
エージェントが希望条件にマッチした案件を紹介してくれます。
紹介してくれた案件は受けなければいけないわけではないので、気に入らなければ遠慮なく断りましょう。
手順④:案件に申込み・商談
気に入った案件があれば申込みをします。
履歴書・エントリーシートの書き方から面接対策までサポートしてくれるので、万全の体制で挑みましょう。
商談にもエージェントが同席して、三者面談となる場合もあります。
手順⑤:商談成立・参画・参画後のサポート
商談成立すれば契約をして案件に参画となります。
参画後は福利厚生を受けられるようになったり、案件で困ったことがあればサポートもしてくれるので何かあれば遠慮なく相談してみましょう。
フリーランスエージェントを利用するコツ
フリーランスエージェントを利用する際のコツをいくつかご紹介します。
複数のフリーランスエージェントに登録する
ここまでに何度か書きましたが、フリーランスエージェントは複数登録しても大丈夫なので、なるべく多く登録しておきましょう。
理由としては、フリーランスエージェントによって得意分野が違うからです。
例えば以下のようになります。
- 東京都の案件が大半 or 地方案件が豊富
- 週5日の案件が大半 or 週2〜3日の案件が豊富
- 常駐勤務が大半 or リモートワークが豊富
もし地方でのリモートワークが希望なのに、大半が東京都の常駐勤務を扱っているフリーランスエージェントだと、案件を獲得できる可能性は低くなってしまいます。
かと言って地方でのリモートワークを多く扱っているフリーランスエージェントだけ登録する、というのも勿体ないので、なるべく多くのフリーランスエージェントに登録して機会損失を減らしましょう(登録・相談などは無料なので)
連絡頻度やスケジュールについては確認しておく
エージェントによっては高頻度で連絡してきて、しつこいと感じてしまうことがあります。
ただエージェントは善意で案件を紹介してくれているので『毎週何曜日の何時に連絡下さい』など、連絡スケジュールを決めておくといいでしょう。
特に先ほど書いたように複数のフリーランスエージェントに登録すると、連絡が非常に多くなる可能性があります。
また、連絡が多いけど条件に合わない案件が多いと感じたら、条件を少し厳しくして連絡頻度を減らすようにしてもいいかと思います。
登録情報はアップデートしていく
長く使っていけば実務経験年数やスキルも増えていくはずなので、登録情報もそれに合わせて更新していきましょう。
更新すればより良い案件が獲得しやすくなるはずです。
案件獲得先はなるべく増やして効率よく探す
フリーランスが案件を探すための営業方法は主に以下になります。
営業方法
- クラウドソーシング
- フリーランスエージェント
- 制作会社
- 知人・友人
- SNS
- エンド営業(直営業)
- 飛び込み営業
Web系エンジニアの場合、王道なのは最初の3つかと思いますが、制作会社への営業などは営業未経験だとハードルが高いかと思います。
そこで残りの『クラウドソーシング』と『フリーランスエージェント』ですが、特に有名なクラウドソーシングは人が多く案件の争奪戦のようになっています。
なので案件の選択肢を増やすためにもこの2種類はなるべく多く登録しておき、最低でもプロフィールはしっかり書いておきましょう。
さらにスキル出品やスカウト機能などがあればしっかりと『スキル・実務経験・希望条件』を書いておけば、こちらから応募しなくても仕事を依頼されることもあります。
『クラウドソーシング』や『フリーランスエージェント』は案件に対して手数料が発生するだけで登録や応募自体は無料なので、なるべく多く登録してお宝案件を見逃さないようにしましょう。
案件獲得におすすめのサービスは以下の記事を参照下さい。
続きを見るフリーランスWeb系エンジニア・デザイナーの案件獲得・営業におすすめのサービスまとめ
また60社以上のフリーランスエージェントが掲載している案件をまとめて検索できるサービス『フリーランススタート』も便利なので、こちらも登録しておくといいでしょう。
ここで全フリーランスにおすすめしたいサービスがあります。 それが、無料で入れる損害賠償保険『フリーナンス』です。 フリーランスは会社に属していないので、トラブルがあった時には会社に守られることはありません。 もしクライアントに損害を与えてしまった場合、損害賠償を求められる事もあり得ます。 そしてその額が10万円や20万円くらいなら自腹で何とかなるかも知れませんが、数百万円〜数千万円になったとしたら・・・ しかし、フリーナンスに登録していれば無料で損害賠償保険(最高5000万円)に入ることが出来ます。【即日払い対応】フリーランスが無料で入れる損害賠償保険『フリーナンス』
と思うかも知れませんが、即日払いの手数料や有料のサービスもあり、それらで商売が成り立っています。
詳しくは以下の記事を参照下さい(1,000円貰える招待コード付き)
続きを見るフリーナンスの評判や無料保険の理由を解説【招待コードあり】
まとめ:フリーランスエージェントは営業を代行して高単価案件を紹介してくれる!
最後にフリーランスエージェントについてまとめます。
フリーランスエージェントまとめ
- 営業・交渉などを代行してくれる
- 高単価の非公開案件を紹介してくれる
- 社員並みの福利厚生を受けられる
- 継続して案件を紹介してくれるため、収入が安定しやすい
- 登録は無料だが手数料(マージン)は発生する
- フリーランスエージェントによって案件の種類・特色は異なる
- 実務経験2〜3年以上を求められる案件が多い
おすすめのフリーランスエージェント以外にも、未経験でもOKな案件が多いクラウドソーシングについて以下の記事でご紹介しているので、ぜひ参照下さい。
フリーランスWeb系エンジニア・デザイナーの案件獲得・営業におすすめのサービスまとめ
続きを見る
以上になります。