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WordPressオリジナルテーマの作り方⑫(検索フォーム・検索結果ページ編)

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今回はWordPressオリジナルテーマの作り方【第12回】検索フォーム・検索結果ページ編となります。

WordPressオリジナルテーマの作り方は、当記事を含め以下の記事があります。

今回解説する『検索フォーム・検索結果ページ』はテンプレートを2つ作ります。

個人的にはあまり実装したことは無いのですが、必要となる時は来ると思うので覚えておきましょう。

また記事の最後にはWordPressのおすすめ教材をご紹介させて頂きます。

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WordPressオリジナルテーマ:検索フォーム・検索結果ページ編

今回解説する内容はこちらになります。

  • 検索フォームのテンプレートを作成(searchform.php)
  • 検索結果ページのテンプレートを作成(search.php)
  • 検索対象のページタイプを指定(functions.php)
  • キーワードとカテゴリーで検索する方法
  • WP Multibyte Patchをインストール

それでは1つずつ解説していきます。

 

検索フォームのテンプレートを作成(searchform.php

これは『キーワード入力欄』と『検索ボタン』になります。

使用するテンプレートは『searchform.php』となり、以下のコードを書きます。

<form method="get" action="<?php echo esc_url(home_url('/')); ?>">
  <input type="text" name="s" id="s" placeholder="キーワードを入力" />
  <button type="submit">検索する</button>
</form>

『キーワードを入力』と『検索する』の文字は変更可能です。

また検索フォームについてはテンプレートを作らずに直接表示させたいテンプレートに書いても大丈夫ですが、複数のテンプレートに設置したい場合は『header.php』や『footer.php』のように共通パーツとした方が使いやすいです。

 

検索フォームの設置

先ほど作成した『searchform.php』を呼び出すには、以下のコードを設置したいテンプレートの表示させたい箇所に書けばOKです。

<?php get_search_form(); ?>

 

検索結果ページのテンプレートを作成(search.php

これは検索結果一覧ページとなるので、デザインとしては通常の記事一覧ページと同じかと思います。

こちらのコードを『search.php』に書きます(全体を囲むmainタグやarticleタグなどは適宜追記して下さい)

<?php get_header(); ?>
<?php if (isset($_GET['s']) && empty($_GET['s'])) { ?>
<p>検索条件が入力されていません。</p>
<?php } else { ?>
<h1>
  <?php the_search_query(); ?>の検索結果 : <?php echo $wp_query->found_posts; ?>件
</h1>
<ul>
  <?php if(have_posts()): ?>
  <?php while(have_posts()): the_post(); ?>
  <li>
    <a href="<?php the_permalink(); ?>">
      <h2><?php the_title(); ?></h2>
    </a>
    <?php endwhile; ?>
    <?php else : ?>
    <p>検索条件に一致する記事がありませんでした。</p>
    <?php endif; ?>
  </li>
  <?php
    the_posts_pagination( array( 
      'mid_size' => 1,
      'prev_text' => '', 
      'next_text' => '' 
    ) );
  ?>
  <?php } ?>
</ul>
<?php get_footer(); ?>

ここではシンプルに投稿(ページ)のタイトルしか表示していません。

 

検索条件が未入力時には検索結果は表示しない

何も設定しないとキーワードが未入力で検索すると全件表示されてしまいます。

これを避けるためには『functions.php』に以下のコードを追記します。

// 検索条件が未入力時にsearch.phpにリダイレクトする
function set_redirect_template(){
  if (isset($_GET['s']) && empty($_GET['s'])) {
    include(TEMPLATEPATH . '/search.php');
    exit;
  }
}
add_action('template_redirect', 'set_redirect_template');

テンプレート側の記述は先ほどのコードで大丈夫です。

 

検索結果の表示件数を変更

検索結果の表示件数は特に指定しない場合、管理画面の『設定 → 表示設定 → 1ページに表示する最大投稿数』になります。

これを変更したい場合は『search.php』に以下のコードを書けばOKです(先ほどの例では2行目あたりに書けばOK)

<?php query_posts($query_string.'&posts_per_page=10'); ?>

この場合は10件になります。

ただしquery_postsの使用は推奨されていないので、代わりに以下のコードを『functions.php』に追記する方法もあります。

function my_pre_get_posts( $query ) {
  if ( is_admin() || !$query->is_main_query() ) {
    return;
  }
  if ( $query->is_search() ) {
    $query->set( 'posts_per_page', 10 );
  }
}
add_action('pre_get_posts','my_pre_get_posts');

これも10件表示の場合になります。

 

検索対象のページタイプを指定

検索対象のページタイプは特に指定しない場合、『通常の投稿』や『カスタム投稿』『固定ページ』など全てになります。

しかし検索対象になるのは基本的に投稿ページで、固定ページは対象外にしたい場合があると思います。

その場合は『functions.php』にコードを追記すればOKです。

 

通常投稿のみ(カスタム投稿、固定ページは除外)

// 検索条件のページタイプを指定する(通常投稿のみ)
function SearchFilter( $query ) {
  if ( $query -> is_search ) {
    $query -> set( 'post_type', 'post' );
  }
  return $query;
}
add_filter( 'pre_get_posts', 'SearchFilter' );

 

通常投稿、カスタム投稿(固定ページは除外)

通常投稿と、カスタム投稿タイプが『news』のカスタム投稿のみの場合。

// 検索条件のページタイプを指定する(通常投稿とカスタム投稿)
function SearchFilter( $query ) {
  if ( $query -> is_search ) {
    $query -> set( 'post_type', array('post','news') );
  }
  return $query;
}
add_filter( 'pre_get_posts', 'SearchFilter' );

固定ページの場合は『page』となります。

 

キーワードとカテゴリーで検索する方法

これまではキーワードのみで検索していましたが、『キーワード』と『カテゴリー』の複合条件で検索することも可能です。

カテゴリーを選択するドロップダウンメニューを入れるには『searchform.php』で以下のように書きます。

<form method="get" action="<?php echo esc_url(home_url('/')); ?>">
  <input type="text" name="s" id="s" placeholder="キーワードを入力" />
  <div>カテゴリー選択:
    <?php
      wp_dropdown_categories( array(
        'orderby'            => 'name',
        'show_option_all'    => 'すべてのカテゴリー',
      ) );
    ?>
  </div>
  <button type="submit">検索する</button>
</form> 

もしカテゴリー選択を『すべてのカテゴリー』にしてキーワードだけ入力して検索した場合、通常投稿もカスタム投稿も全て対象となりますが、これで選択できるのは『通常投稿のカテゴリー』になるので検索結果に表示されるのも『通常投稿のみ』となります。

カスタム投稿のカテゴリー(ターム)にしたい場合は以下のようにします。

<form method="get" action="<?php echo esc_url(home_url('/')); ?>">
  <input type="text" name="s" id="s" placeholder="キーワードを入力" />
  <div>カテゴリー選択:
    <?php
      wp_dropdown_categories( array(
        'orderby'            => 'name',
        'show_option_all'    => 'すべてのカテゴリー',
        'taxonomy'           => 'タクソノミースラッグ',
        'name'               => 'タクソノミースラッグ',
        'value_field'        => 'slug',
      ) );
    ?>
  </div>
  <button type="submit">検索する</button>
</form>

これは逆に通常投稿のカテゴリーは表示されないので、カテゴリー(ターム)を選択したら『カスタム投稿のみ』表示されます。

 

タクソノミースラッグの確認

プラグイン『Custom Post Type UI』を使った場合ですが、『CPT UI → タクソノミーの追加と編集』をクリックします。

WordPress管理画面:CPT UI → タクソノミーの追加と編集

WordPress管理画面:CPT UI → タクソノミーの追加と編集

そして『タクソノミーを編集 → タクソノミーを選択 → タクソノミースラッグ』で確認できます。

タクソノミーを編集 → タクソノミーを選択 → タクソノミースラッグ

タクソノミーを編集 → タクソノミーを選択 → タクソノミースラッグ

WP Multibyte Patchをインストール

検索フォームにキーワードを複数入力する時にスペースを入れると思いますが、全角スペースを入れると上手く検索されない場合があります。

これを回避するには『WP Multibyte Patch』というプラグインをインストールすれば解決します。

詳しくは以下の記事で解説しています。

あわせて読みたい
必要か不要か?WordPressのプラグイン『WP Multibyte Patch』とは?【文字化け対策】
必要か不要か?WordPressのプラグイン『WP Multibyte Patch』とは?【文字化け対策】

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以上になります。

関連記事WordPressオリジナルテーマ関連記事

 

WordPressオリジナルテーマ制作のおすすめ教材5選!

勉強方法は書籍、動画、プログラミングスクールなど色々あり、個人によって向き不向きがあると思います。

そこでタイプごとにご紹介させて頂きたいと思いますが、その前におすすめの勉強方法は以下になります。

  1. 分かるところまでどんどん進める
  2. 勉強に詰まる
  3. 無視して次に進む or 他の教材などを使う
  4. もう一度詰まった場所を見てみる
  5. 理解できるようになっている

これからご紹介する教材と一緒にこのブログを読み進めて頂けると、より理解が深まるかと思います。

 

書籍

WordPressに関する本も沢山ありますが、ここでおすすめするのは2冊です。

 

いちばんやさしいWordPressの教本

こちらは以前私が持っていた本で、タイトル通りやさしいというかWordPressを1から勉強したい人向けの内容となっています。

Lightningという無料のWordPressテーマを使った制作方法など載っています。

ちなみにLightningを使ったサイト制作についてはこちらのブログでもご紹介しています。

Lightningを使ってサイト作成(前編)

Lightningを使ってサイト作成(後編)

 

初心者からちゃんとしたプロになる WordPress基礎入門

こちらは私も個人的にお世話になっているちづみさんが書かれた本になります。

WordPressの本はこれまで何冊か購入しましたが、ダントツで読みやすいです。

ちなみに私が初めてにして唯一購入したコーディング教材がちづみさんのnoteでした。

また、初心者から実務経験者まで活用出来る非常におすすめの本となっています(電子書籍で購入しました)

 

動画

WordPressを動画で学びたい人はこちらの教材がおすすめです。

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本と違って動画だと手を動かしながら確認出来るのでいいですね。

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『WordPressの動画教材と言えばコレ』というくらい有名な教材で、私を含め周りでも購入している人がたくさんいます。

もちろんUdemyはWordPress以外の教材もたくさんあるので、気になる教材がセールをやっていたら購入を検討しても良いかも知れませんね。

 

プログラミングスクール

プログラミングスクールも色々ありますが『Web制作に特化したスクール』であればデイトラ一択かと思います。

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WordPressのカリキュラムは『Web制作コース上級編』にあります。

デイトラはTwitterをやっていれば分かりますが、悪い評判は見たことがなく、叩かれやすいWeb制作業界において非常にクリーンなイメージです。

カリキュラムの質が高いのはもちろん、他のスクールと比べて圧倒的なコスパかつ買い切りとなっています。

そしてカリキュラムはどんどん更新されるので『情報が古い』ということもなく、メンターに質問が出来る点も独学だと挫折しやすいWeb制作の勉強においてはおすすめです。

私の周りも『Web制作を始めるならまずデイトラを勧める』という人も多いです。

デイトラについては以下の記事を参照下さい。

参考記事
デイトラのサービス内容・コース料金・評判・口コミをまとめて紹介【Web制作におすすめのスクール】
デイトラのサービス内容・コース料金・評判・口コミをまとめて紹介【Web制作におすすめのスクール】

続きを見る

 

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  • 実務でよく使う見出し一覧
  • 実務でよく使うテキストのhoverアニメーション
  • 実務でよく使うボタン内の矢印9種類
  • Contact Form 7の色々・・・
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